無理をさせたくない、やってみて頑張れそうだったら等々、今となっては取り越し苦労だったのは分かるのですが、当時はいっぱいいっぱいでした。


 原因は長女の癇癪です。しばらくは夜泣きの延長だと思っていたほど、小さい頃から続く癇癪。

 保育園、小学校ではいい子をしている反動か、家で癇癪?を起こすのです。暴言・暴力ではなく、あれはなんなのでしょう?イヤイヤ期?言葉が通じなくなる。壊れたレコードのような…。


例えば、


母「〇〇してね。」

長女「。」

母「じゃ、またあとででいいよ。」

長女「する。」

母「分かった。よろしくね。」

長女「する。」

母「はい。お願いね。」

長女「する!」

母「分かったってば〜。しようよ。」

長女「する!!」

母「聞こえてるよ。

  同じこと繰り返さない!」

長女「する!!」

母「分かったってば〜しようよ。」

長女「すーる!!」

    ・

    ・

    ・

怒り泣きしながら、足を踏み鳴らしながら、これが1時間続くのです。


週に23回くらい。ひどい時は毎日。


色々試しました。


①離れる。

ひたすら私についてくるのです。

トイレにこもると、ドアの外で「する!する!」と繰り返す。


②抱きしめる。

暴れて、さらに悪化する。

 ある日、意を決して、落ち着くまで、と思って30分くらい抱きしめ続けたら、長女は足を床に擦りつけすぎて皮がむけてしまいました。全く意図していなかったとはいえ、長女に怪我をさせてしまいショックでした。以来、やっていません。

(通常モードの時はぎゅうぎゅうラブラブしています)


③とことん付き合う。

気が狂れそうになりながら付き合っても、落ち着くまでの時間は変わらず。


④通常モードの時に、次あの状態になりそうになったらどうするか話し合う。(ママから離れて読書する、ピアノを弾く)

→10回には1回くらい成功。

残り9回が辛い。


 もうこれ以上無理させたらこの子は壊れちゃうんじゃないか、と心配だったし、私自身、これ以上は勘弁と思っていました。


 今、当時のことを聞くと、

「ああなるとママを困らせたくなっちゃうんだよね〜」とニヤリと笑う長女。


えぇ、困ってましたよ。とってもチーン