人生は後悔の連続だ。

そんなこと、何処かで誰かが既に発しているだろう。だからこれは単に実感を言葉にしただけだ。

人生は、後悔の、連続だ。

何しろ己の時間は有限で・成したことは数え上げることができて、それに比べて出来ないこともやらなかったことも誰かは成せたことも、選択肢は無限にそうぞうすることができる。

だからと言ってこれは諦めでは決してなく、不図した軽い回顧。自分が平々凡々で詰まらないと嘆きながら自覚しながら、それでも特別だと存在理由を主張したいが故の、悪足掻き。気取っております御巫山戯です。読み返しては泣き笑い。


私にとって私は唯一です。

それだけを実証することがこんなにも難しい。だから今日も、24時間が無駄に過ぎたわぁ、なんて明日に根拠のない期待を寄せながら溜息をつく。