オリンピック帰国云々、依然ニュースを騒がせているけれども。
今日だったか昨日だったか、NHKの外国のニュース番組を見て、拡散!
それは中国のニュースだったのだけれど、参加者が1人の国についてで(国名を忘れたのは、申し訳ない。けれど、確か紛争があったりなんだり、な国だった、と思う)、メダルを取れたわけでもなくて、でも自己ベストで嬉しいっていうことで。
金銀銅、取れた取れない、で感動らしい話は日本選手団にもいろいろ出ているのだけれど。私は自国のそれらより、この中国で取り上げられた方についての方に感銘を受けたのでした。
一体に、ワタクシは金メダルを取ることを選手には当然のこととして見ていて。銀メダル・銅メダル取れてよかったです、っていうのは、なんか納得がいかない。(選手には、絶対悔しい気持があるだろうから、これは多くの報道言説について。) 取れなかったよりはいいと思う、のだけれど、期待されていた頂点に到達できなかった・応えられなかった、という部分で、手放し・ストレートに称賛しかねるのです。なぜなれば、練習やら何やら基本四六時だと思うし、環境だって整っているし、選考・選出されて、なのにどの色も一様にされているのは意味・差異がない。もちろん、他国の選手陣も遜色ないのだろうけれど、この報道の仕方の和気藹々感は、衝撃がそれほどない。だから、金メダルでないと感動まで行かないのだろうと、思われるのです。むしろ、メダルなしの方が、簡潔で好ましいとさえ、思ってしまいます。(至るまでの努力を知れば、そうは言っていられないだろうけれど。)
そういう風に考えていたけれど、参加者が1人で、メダルだって取れなくて・取れるとさえ思ってなくて、報道の機会だって高くなくて、それでもそういう方も参加されている。これにはたいへん意義があるなぁ、と。これはただ単に境遇の違いだけれど、この感じは、自国のいい部分ばかりを安易に取り上げているのより、有意義であるなぁ、と。静かに衝撃を受けました。思い起こせば、マイナーな競技についてもあてはまるけれど、見ていない部分がどれほどあるのだろう、と恥ずかしくなるというか、焦ってしまうというか、申し訳なくなるというか。豊かであることの慢心、なのでした。
以上、本文終わり!
自国のことを大いに取り上げるのは正当なことだけれど、大仰な表現、社会貢献であるとか、国際平和であるとか、を考えれば、こういう報道がちょくちょくあって、いろいろな人の目にとまるといいんじゃないかな、なんて、行動も起こさない身ながら。
今日だったか昨日だったか、NHKの外国のニュース番組を見て、拡散!
それは中国のニュースだったのだけれど、参加者が1人の国についてで(国名を忘れたのは、申し訳ない。けれど、確か紛争があったりなんだり、な国だった、と思う)、メダルを取れたわけでもなくて、でも自己ベストで嬉しいっていうことで。
金銀銅、取れた取れない、で感動らしい話は日本選手団にもいろいろ出ているのだけれど。私は自国のそれらより、この中国で取り上げられた方についての方に感銘を受けたのでした。
一体に、ワタクシは金メダルを取ることを選手には当然のこととして見ていて。銀メダル・銅メダル取れてよかったです、っていうのは、なんか納得がいかない。(選手には、絶対悔しい気持があるだろうから、これは多くの報道言説について。) 取れなかったよりはいいと思う、のだけれど、期待されていた頂点に到達できなかった・応えられなかった、という部分で、手放し・ストレートに称賛しかねるのです。なぜなれば、練習やら何やら基本四六時だと思うし、環境だって整っているし、選考・選出されて、なのにどの色も一様にされているのは意味・差異がない。もちろん、他国の選手陣も遜色ないのだろうけれど、この報道の仕方の和気藹々感は、衝撃がそれほどない。だから、金メダルでないと感動まで行かないのだろうと、思われるのです。むしろ、メダルなしの方が、簡潔で好ましいとさえ、思ってしまいます。(至るまでの努力を知れば、そうは言っていられないだろうけれど。)
そういう風に考えていたけれど、参加者が1人で、メダルだって取れなくて・取れるとさえ思ってなくて、報道の機会だって高くなくて、それでもそういう方も参加されている。これにはたいへん意義があるなぁ、と。これはただ単に境遇の違いだけれど、この感じは、自国のいい部分ばかりを安易に取り上げているのより、有意義であるなぁ、と。静かに衝撃を受けました。思い起こせば、マイナーな競技についてもあてはまるけれど、見ていない部分がどれほどあるのだろう、と恥ずかしくなるというか、焦ってしまうというか、申し訳なくなるというか。豊かであることの慢心、なのでした。
以上、本文終わり!
自国のことを大いに取り上げるのは正当なことだけれど、大仰な表現、社会貢献であるとか、国際平和であるとか、を考えれば、こういう報道がちょくちょくあって、いろいろな人の目にとまるといいんじゃないかな、なんて、行動も起こさない身ながら。