UVレジンを使って作品を作った時、
縮んで隙間ができちゃった!
ということはありませんか?
そもそも、UV レジン液は
紫外線を照射することによって化学反応がおきて硬化するもの。
このとき、レジン液は発熱して硬化収縮を起こします。
そうなんです・・
UV レジンは必ず収縮するものなんです。
では、どうすればいいのか?
すべてのメーカーを試したわけではありませんが
私なりにとっている対策をご紹介します。
なるべく収縮率が低いものを使う
メーカーによって収縮率が違うため
収縮率の低いものを使うといいと思います。
とはいえ、収縮率が記載されているものは少ないため
実際に使ってみて確かめるしかないんですが・・
1度に硬化させない
レジン液の量が多い場合、紫外線がよくあたる周りから先に硬化してしまい、
結果、引っ張られてゆがみや気泡などが出てきてしまいます。
そのため、少しずつ分けて様子を見ながら硬化させると失敗が少ないです。
UVライトを使い均一に光をあてる
レジン液だけでなく、UV ライトによっても収縮の仕方が違います。
光の方向やワット数によっても違い出てくるのですが、
とにかく、均一にバランスよく紫外線をあるのがポイント。
また、色が濃いものは中まで紫外線が届きにくいため、より注意が必要です。
主な対策ポイントは上記の3つですが、
少しでもご参考になれば幸いです。
でも、結局は、
「いろいろ比較してみて失敗の少ないものを選ぶ」
しかないということにはなりますが‥(;・∀・)
※制作キットでお送りしているものは、
試してみて失敗の少ないタイプを選んでお送りしています。
★UVレジンはいろいろ使っていますが、
UVライトは2種類を使い分けています。
そして、こちらのハンディタイプ。
★ちなみに、ミニチュアクレイクラフト基礎科コースでは
UV レジンではなく、より美しい仕上がりのために、
2液混合タイプのものを使って制作しています(^^)
★基礎科/師範科コースにご興味のある方はこちら