3月14日。セカンドオピニオンでした。

案内されていた受付時間より30分ほど早く、総合受付を通過したのですが・・

やはり診察室のある階層に案内されるまで2時間ほどかかりましたネガティブ

多分、画像データのウイルスチェックやら読み込みやらに、時間がかかったらしいです。

 

2022年のセカオピは、とにかく忙しい!!というオーラ全開の先生魂でしたが、今回は柔和な印象の先生。今現在治療中の病院で出ているレジメン、今後の検査について等について、それに対する、がんセンターの意見を聞く、、というのが基本スタイルで、途中私自身の質問も織り交ぜて進めました。

旦那さんのお仕事内容、現在の生活の様子も聞き取って下さいました。

 

にっこり2次治療と言われているもの。実際には1次治療が耐性を迎えたら、、次はこれですよという概念は、実のところないのが実情です。これまでの臨床の結果であって、統計確率です。昔から使われているレジメンからの記録も含まれているわけです。(古いデータも含む)

今、治療をされている病院からは、ドセタキセル単剤、ドセラム、アリムタ単剤、アリムタ+カルボプラチンあたりが候補に上がっているようです。先方の先生から、がんセンターさんなら、どうしますか?という感じで質問がきています。。

 

にっこりドセラムは局所的治療になるので、身体に堪えます。3クール目から、辛い状態になります。(言い切った)薬剤をどんどん減らしますが、、続かない方が多いです。奏効率でいえば3割。ドセタキセル単剤なら2割。

 

にっこりアリムタはドセタキセルに比べると、、副作用的に優しいです。何もないわけではありません。発疹、発熱は出ると思います。そちらの先生は、カルボプラチンをプラスする事を検討されていますが。。うーん・・

 

凝視どのように、今後の時間を過ごすのか?そのあたりを考えて、治療方法を考えることも必要です。私は自営業の患者さんに必ず言います。この先の仕事のこと、後継者がいて、すぐどうにでもなるなら良いですが、そうでない場合、急に仕事ができなくなる事も想定しておく事。負債が伴うことになっては大変です。そういう事も十分に考えて、治療方針を考える必要はあります。(ドセラムだと仕事は厳しいよ、と言う事ですね)

 

やんわりと、余命のことを案内されたようです。

今の病院では、言われなかったので(言わない方針?!)、改めて、「あぁ、ステージ4のガンなのだな」と実感しました。以前の私なら、、えーんこんな状態になったでしょうね。

 

にっこり現状をお伺いしていると、、確かにPSレベルが0〜1であること、体力もある。局所的治療も受けられると思いますが、、先々を考えて、緩やかな治療にシフトを変えてみてはどうか、、というのが個人的な意見です。

 

そのほかに、バイオマーカー検査(いわゆる遺伝子検査)について。

アーカイブ検体で(最初の気管支鏡でとった検体)KRAS、 MET、RET、NTRK、HER2の検査をしてみる。。がんゲノムプロファイリングは、、アーカイブ検体ではない方が良い。(ただし、今の状態では生検できるほど、、増大していない汗

 

先生に「ホルマリン固定の検体は3年保管と聞いていますが、、劣化しないの?」「がん細胞は遺伝子変化をしている事もあるから、新たに生検した方が良いということだとしたら、、育つまで(言い方よ、、)待ってということですかね?」と聞いてみました。

 

にっこりよく勉強されてますね。確かに保存は2年目あたりから、、怪しいのは確かです。あと、遺伝子が変化して新たに見つかる可能性があるので、フレッシュ(笑)な検体の方が良いです。この辺りは、主治医の先生に生検できる状態になったら検査したい!と予め伝えておいて良いと思います。

 

あと、、PET検査のこと、骨シンチのこと。

まだやった事ない、今でしょ!ではないのですか??肋骨に硬化像とか、転移かも?と言われてます。

 

にっこりPET検査の保険適応は患者さん側の云々というより、病院側の方になると思います。確かに今、審査が厳しいのは確かで、あまりやりたがらない病院も。(病院側が赤字)

現状、CTで確認できる範囲内ではあるので、やらなくても、、大丈夫かなと。もし、やってみたい!どうしても!であれば、※※クリニックさんが、積極的にやっているので紹介してもらっても良いかも。。。骨シンチはやってみても良いと思います。でも、、画像を見る限り、、骨転移かなという印象ではないですが。。放射線の先生が細かく診てらっしゃるのかな。。

 

今回、先生も優しい雰囲気であったこと、用語についても勉強のかいあってか、すんなり入ってきたこともあり、前回の「一夜漬け状態」より、頭に入った感じがしました。しかし、どちらの治療を選ぶのかは、、私ではありません。

「残された時間」それがどれくらいかは分かりません。でも、そのことを意識して進むということなのかと思いました。

思えば、、ABCP療法の時、仕事は結局のところ4クール目終了まではお休みでした。それを踏まえて、もし旦那さんがドセラムを選択するのであれば、お仕事のことも想定しなければなりません。多分、旦那さんの記憶の中で、実際に仕事復帰したのが維持療法に移ったあたりなのが、、ABCPの途中だったと錯覚していそうでネガティブ

 

先生から「とても勉強されましたね」と言われたのは、、お褒めの言葉としておこうと思います。