この日から、一度にあまり食べられなくなったアタシのために、
一日中、ごはんと水を近くに置いてくれることにしたらしい。
好きな時に、少しずつ食べられるのでうれしい。
みんな、アタシの食が細いのを心配するけど、大丈夫だから。
K夫人とS嬢は、午後からエステとかなるものに行った。
ほんと、このふたり、気持ち悪いくらい仲がいい。
ふたりででいる時は、いつもなんだかんだで笑ってる。
にぎやかなのが出ていくと、あとは寝ているK氏だけなので
家はしーんと静かになり、時折鳥の鳴き声が聞こえる。
のどかで平和なこの家で、ふかふかのお布団のうえで寝ているのが
夢のような気がする。
アタシには、もちろんわかっている。苦しくはないけど、
食べられなくなり、体が少しずつ弱ってきていること。
でも、心は幸せでいっぱいなの。
もう少し、みんといっしょにいさせて。
うとうと寝ては、トイレに行き、S嬢の部屋をちょっとズリズリ散歩?して、
水を少し飲んではまた寝て、まさにおばあさん猫としてすごした。
(ありがとう)
