うめちゃん日記

うめちゃん日記

これは、長い年月野良猫として生きてきた一匹の猫の、最後の日々をつづった日記です。

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 この日から、一度にあまり食べられなくなったアタシのために、

一日中、ごはんと水を近くに置いてくれることにしたらしい。

好きな時に、少しずつ食べられるのでうれしい。

みんな、アタシの食が細いのを心配するけど、大丈夫だから。


 K夫人とS嬢は、午後からエステとかなるものに行った。

ほんと、このふたり、気持ち悪いくらい仲がいい。

ふたりででいる時は、いつもなんだかんだで笑ってる。


 にぎやかなのが出ていくと、あとは寝ているK氏だけなので

家はしーんと静かになり、時折鳥の鳴き声が聞こえる。

のどかで平和なこの家で、ふかふかのお布団のうえで寝ているのが

夢のような気がする。


 アタシには、もちろんわかっている。苦しくはないけど、

食べられなくなり、体が少しずつ弱ってきていること。

でも、心は幸せでいっぱいなの。

もう少し、みんといっしょにいさせて。


 うとうと寝ては、トイレに行き、S嬢の部屋をちょっとズリズリ散歩?して、

水を少し飲んではまた寝て、まさにおばあさん猫としてすごした。

(ありがとう)