こんにちは。緖莉香です。

 

ご訪問、ありがとうございます。

 

 

 

今日の読書感想文は、

 

髙山文彦さんの『ふたり 皇后美智子と石牟礼道子』です。

 

 

 

 

 

 

この「読書感想文」は、

 

樺沢紫苑さんの

『アウトプット大全』

 

で紹介している、

10分で書ける『読書感想文のテンプレート』に沿って書いています。

 

 

インプット大全もおすすめ
 

 

ビフォー

 

北海道砂川市にある、いわた書店

店主の岩田徹さんに選んでいただいた本です。

一万円選書

 

 

「水俣病」

 

教科書で三大公害病の一つとして少し学んだことはあります。

(私は「三大公害病」として習った記憶がありますが、今は「四大公害病」なのですね)

 

しかし、具体的にどんな病気なのか。

 

病気になった方々はどんな境遇なのか。

 

全く知りませんでした。

 

 

そして、水俣病と上皇后美智子様とのつながりも知りませんでした。

 

 

気づき

 

水俣病

1956年(昭和31年)頃から熊本県水俣湾で発生した奇病。有機水銀による水質汚染や底質汚染を原因とし、魚類の食物連鎖を通じて人の健康被害が生じた。

(wikipediaより引用)

 

最初は、漁師さんの家族に水俣病の症状が現れ、

 

その漁師さんの獲った魚は誰も買ってくれなくなったり

 

奇病として、感染るのではないかと、村の人々からも差別されたそうです。

 

 

それが、同じような症状の人が増えてきて

「チッソ」の工場から無処理の排水を海へ流していたのが原因とわかりました。

 

この公害である水俣病が全国に知れ渡ったのが、

石牟礼道子さんの「苦海浄土」です。

 

 

水俣病の患者と家族の苦しみを描いた作品です。(私はまだ読んでいません)

 

チッソが公害の元凶と認めず、国もチッソ側につき

患者と家族を追い詰めていったそうです。

 

 

石牟礼道子さんと、上皇后美智子様がどのようにつながっているのか?

 

・皇后雅子様の祖父が、水俣病が起こったときのチッソ社長だったこと

・上皇后美智子様の妹が、新潟水俣病の元凶となった昭和電工の後に専務になる方へ嫁いだ

 

 

皇室関係と水俣病のつながりがあったのを初めて知りました。

 

 

本書は、2013年に現 上皇上皇后両陛下が水俣を訪問された時の事を

石牟礼道子さんや患者や家族、関係者からの聞いた話をまとめたものです。

 

いろいろと異例なことがあったようです。

 

それだけ「水俣」という地は、特別な場所だったのだと思います。

 

 

 

TO DO

 

本書を読みすすめていくのは、なかなか大変でした。

 

水俣病患者や家族の事を思うと心が苦しくなっていきました。

 

それと、「水俣病」について全然知らなかったこと。

現在でも戦っておられる人々がいることを知りました。

 

 

これから公開予定の水俣病を扱った映画があるのを知りました。

 

映画「Minamata」

https://www.imdb.com/title/tt9179096/

 

ジョニー・デップ主演

水俣病の現状を取材して、世界に配信したアメリカ人写真家ユージン・スミスを描く映画だそうです。

 

今年2020年公開予定だそうです。

 

 

 

今日も読んでいただき、ありがとうございます。

 

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