オット。
結婚して1年。一緒に住むようになって10ヵ月。
色々なことがあった。色んなことを経験した。
「実家に帰らせて頂きます」という台詞、わたしが実行すれば大掛かりになりすぎるので
簡単には口に出来ないな…と思ったりして悶々とした日もあった。
オットの存在は、いつも温かい。
でも重苦しい時もある。
その重圧に、身動きがとれないこともある。
どんなにもがいても、わたしをがっちり捕らえて離さない。
わたしが離れようとすればするほど、追ってくる。『わたしの空間』は、ほぼ彼によって侵略される。
そして、わたしに痛みを与える。苦しくて息ができなくなりそうな日もある。
眠れない夜も、数え切れないほどあった。
オット君。わたしは、もうそろそろ限界かもしれません…。
お願い。お願いだから…
わたしに腕枕させるの、止めてもらえませんか?
あと足のっけてきたりとかするのも、ご勘弁を。