こんばんは、伊達です。

 

 

普段、

 

 

目の前で接している人たちのことを、

 

 

「自分はどれだけわかっていないか」を

 

 

自覚しておくことは、

 

 

人間関係において大切なことかもしれません。

 

 

家族、友人、仕事の関係者、パートナー、

 

 

普段接している「その人」のことは

 

 

ごくごく限られた一面しか、

 

 

見ていないと思うんですね。

 

 

家族やパートナーであれば、

 

 

社会でどんな風に働いているのか。

 

 

友人や上司などであれば、

 

 

家庭でどんな風に過ごしているのか。

 

 

時間にしてみれば、

 

 

その人と実際に話したり関わることは、

 

 

1日のうちに、

 

 

ほんのわずかでしかないと思うのです。

 

 

今日の帰り、ふと立ち寄った本屋に、

 

 

認知症の方の見える世界がどのようなものか

 

 

その様子を書かれた書籍を読んでみました。

 

 

母が「若年性アルツハイマー」を患い、

 

 

そこから一方的に距離をとってしまって、

 

 

4年ぶりに再会した時は、

 

 

会話もできなくなっていました。

 

 

当時は、母がどんどん変わっていく姿を

 

 

見ているのが辛くて、

 

 

どうすればいいのか、何ができるのか、

 

 

何が起きているのか、

 

 

わからないまま、別れてしまったから。

 

 

もし、

 

 

別の見方ができていれば、

 

 

母の気持ちや、

 

 

また違った関わり方があったんじゃないか、

 

 

そんな風に想うからです。

 

 

でも、

 

 

それは全てに人間関係において、

 

 

共通するものだと、思うんですね。

 

 

目の前の人の、ごく一部だけ見て、

 

 

「この人はこういう人だ」と

 

 

思い込んでしまうことがあります。

 

 

なおさら、仕事の関係においては

 

 

立場や肩書きによって関係性が決まり、

 

 

それによって「役割」生まれ、

 

 

その限られた一面としかやり取りしない、

 

 

なんてこともあると思うんです。

 

 

そうすると、その一面だけを切り取って、

 

 

「あの人はこういう人だ」という

 

 

フィルターがどんどん強くなっていく。

 

 

つまり、

 

 

「ありのままのその人」が

 

 

見えなくなってしまうのです。

 

 

そうすると、

 

 

その人が与えようとしてくれている愛情や、

 

 

優しさ、思いやりといった側面が

 

 

見えなかったりする。

 

 

その人の言動は、

 

 

表面的なものでしかありません。

 

 

その裏にある「なぜ」という部分に

 

 

思いを巡らせたり、

 

 

言動の背景を知ることができたなら、

 

 

きっと今よりも、

 

 

違ったものの見方ができると思うのです。

 

 

そして、それは

 

 

実際に聞けなくても「想像力」さえあれば

 

 

不安や、怖れに飲み込まれることなく、

 

 

もっと優しい「ものの見方」が

 

 

できるはず。

 

 

「この人はそんな一面はない!」と

 

 

決めつけや、偏った見方を手放せない方は、

 

 

そう「思っておきたい」メリットや、

 

 

その見方を頑なに変えようとしない

 

 

「感情」を明らかにしてみること。

 

 

相手をどう見るのかは、

 

 

自分で選ぶことができる。

 

 

この責任を受け入れることができれば、

 

 

目の前の人間関係は

 

 

もっと自由に、そして穏やかなものに、

 

 

少しずつ変えていくことができると思うのです。

 

 

***

 

 

◆ありのままを見れていないことを知る

 

◆目の前の人は限られた側面でしかない

 

◆優しい世界を見るために

 

 他人に変わってもらう必要はないと知る

 

◆想像力は「新しい見方」を教えてくれる

 

◆「ものの見方」に対する責任は自分が持つ

 

 

***

 

 

 

 

 

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