今日は母の四十九日でした。


カーテンを開けると穏やかな空が広がり、


静かな朝の空気の中、


神仏にお参りをして、


なんとも言えない


満たされた気持ちが溢れてきました。


四十九日という一つの区切りは


残された家族が前を向いて歩きだせるように、


故人が心配しないでいいような姿を


見せていくための準備期間、


だとされています。


空を見ながら


満たされた気持ちを感じられたのは、


なぜだろう、と振り返ってみると、


四十九日くらいは悲しいんでもいい、という許可を


自分にしてあげたから、だと思うのです。


この区切りが


ある意味「卒業」で、


「もういつまでも、


 そこで立ち止まってたらあかんよ」


と、


いつまでも小学校にいられないように、


次の一歩を踏みだしていくタイミングは、


みんなが平等に、そして強制的に、


与えられるものなのかもしれませんね。


もちろん恥ずかしながら、


今でも感情に浸ったり、


行動しない言い訳に使ってしまいそうになるけど、


それでも、


僕にとって与えられたこのタイミングを、


大切にしたいなぁと思うのです。


ひと足先に母は、


人生という旅路を「卒業」してしまったわけですが、


それに伴って、


きっと僕の中の何かも「卒業」していく必要があるのだろうと、


そんな風に、思うのです。


何かを手放すことで、違うものが入ってくるように、


痛みを感じることで、人に優しくなれるように、


何かを失えば、得るものがあり、


何かが終われば、始まるものはあります。


それがなんなのかは、


人の数だけ、その「答え」があるのだろうけど、


その「答え」は他の誰かに見つけてもらうのでもなく、


自分の中で「答え」を、


「求め」、「探し」、「見い出す」という


過程を経て見つけていくものだと思うのです。


そして、あなたが導き出したその「答え」こそが


「あなたらしさ」が凝縮された、


一つのカタチ、だと思うんですね。


人生で降りかかる出来事を


どう乗り越えるかに、


正解はありません。


どれだけ自分を見失っても、


投げ出したくなっても、


感情に乗っ取られたとしても、


あなたの人生から、


あなたは逃げることはできないのです。


いつかやってくる


「卒業」に向けて、


あなたがあなたを生かすための準備を、


できる範囲で進めながら、


あなたが経験してきたすべての経験を、


点と点で結びつけた時に、


一つの絵が、浮かび上がってくるはずです。


そこに、どんな名前をつけて、


どんな、意味を見出すのかは、


あなたがあなたができる最高のプレゼントで、


そのコンステレーション(星座)が


あなたの全てを肯定してくれるのだと、


僕は信じているし、


一人でも多くの人がそれを見い出せるような


関わりが僕にできたら、


とても幸せなことだなぁと思うのです。


あなたがどこにいて、


どんな体験をしていていたとしても、


その体験(点)を経て


どんな絵(線)を描こうとしているのか。


引き続き、いろんな出来事を体験しながら、


自分だけの絵を見出していきましょうね。


ここまで、読んでいただき


ありがとうございます。


 

 

 

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