初めまして方はこちら
できないことをたくさん増やせば増やすほど、
できることがたくさん増えてくるように思います。
それは、
できないことを自覚する、受け入れる、
ということになるんだけど、
それはある意味、
やらないという選択をする、
とも言えると思うんですね。
本当は自分には、
もっと得意なことや才能があるのに、
できないことや苦手なことにエネルギーを注いでいると、
本当にやりたいことや
自分を最大限発揮させてあげることが
できないと思うんです。
それが一見、
できないことに努力している、
健気な自分のように感じるかもしれないけど、
実際は、
自分の本当の魅力や価値を受け取るのが怖くて、
あれやこれも（苦手だけど）できることを増やしておこう、
っていう自己価値の低さからきていたりすることも
多いんじゃないかなと思うのですね。
もちろん、
好きなことややりたいことをやる為に、
できないことと向き合うことは
素敵なことだけど、
できないことはできない！
と自覚して受け入れて、手放した方が、
自分のエネルギーが上がるように感じます。
それはある意味、
ステージを変えること、だと思うんですね。
あれやこれもやっていた自分から、
自分はこれはやらないけど、これは譲らない
っていう自分になること。
部屋の断捨離のように、
エネルギーの断捨離をしていくことで、
そそげるエネルギーの量も質も、
全く変わってくると思うのです。
苦手なことや、
できないようで出来てる、と思いきややっぱりできてないこと笑
そういったものって、
以外と気になってしまって
エネルギーを無駄に浪費していることが多い。
だからこそ、
できない宣言をすることは、
それ以外の
できる自分を受け入れることであり、
そのできる自分の才能や価値を受け取ること、信じること
なんじゃないかと思うのです。
自分の才能や価値が見えてきたからこそ、
できないことを手放せることもあるし、
できないことを手放すことで、
自分の才能や強みが見えてくることもある。
できないことが少しくらい増えたところで、
自分の持っている才能や魅力は揺るがないし、
できないことが増えることで、
よりできることの深みが増してくる。
きっとそれが、
腹を括る、コミットメント、
なんて呼ぶのかもしれないね。
そのくらい
やらないことを決める、手放すは、
「ある」を際立たせることであり、
本来の自分らしさを発揮していく上で、
とても大切なプロセスだなぁと思うのです。
そして、
手放すことは、
少し頑張ったらできてしまう自分や
頑張ろうとしている自分を手放す、
わけでもあるから、
少し寂しい気持ちや、
できない自分に対しての罪悪感や無価値感も、
出てくるかもしれない。
けど、その気持ちが出てくるたびに、
自分が向かいたい方向に向かっているのか、
それを超えた先にどんなヴィジョンを描いているのか、
その自分を思い出して欲しい。
もしかしたら、
過去の記憶がリンクして、
感情が溢れてくるかもしれないけど、
その度に、
その気持ちをただ真っ直ぐ観てあげると
少しずつその気持ちは成仏していきますからね。
光が見えているから、
闇と向き合うことができて、
次のステージ（未来）に行きたがっているから、
過去を完了させる準備が始まる。
宇宙は真空を嫌うから、
手放した余白には、
新しいステージに立った自分の願いや、
理想を先取りした自分自身の感覚を、
たくさん味わってあげてくださいね。
自分ができないことを認めることは、
自分のできることの価値を認めること、
なのです。
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