こんにちは。
住まう人の
暮らしのスタイルを
デザインする
CLASYLE DESIGNの
山本ゆかりです。
日々の暮らしの中で見つけた
気づきをヒントに、
自分にとって
ここちいい暮らしとは?
を考えていくブログです。
今日は、
お家の「動線」についてのお話。
動線とは、
日常生活の中で
家の中を人が移動する際の経路を
線であらわしたもののことです。
よく「動線に配慮された間取り」
などという表現で
耳にされたことがあるかもしれません。
「動線に配慮された間取り」とは
家の中を無駄なく動きやすい間取りのこと。
一方で、
「動線がよくない間取り」だと
あっち行ったりこっち行ったり
無駄な動きが増えて
何だか不便を感じる間取り、
ということになります。
さて、
私がリフォームのプランニングをする際に、
この動線に関して
とくに意識していたポイントがありました。
それは、
「回遊動線」
を設けることです。
おすすめポイントなので、文字を大にして言いました(笑)
たとえばこちらの事例。
まずは、改装前の部分拡大図です。
マンションの
いわゆる「中和室」といわれる
リビングダイニングに
隣接した和室があったのですが、
間取り変更の際、
和室をなくして
このようなプランに。
(グレーの壁の位置とトイレの位置は変わっていません。)
↓
和室だった場所を
一部はダイニングスペースに。
そして、残りは
「ウォークスルークローゼット」
に改装し、
回遊動線を設けました。
ピンクの線で
動線がぐるりと
一筆書きになっているのが
お分かりいただけると思います。
このお宅では
ここをファミリークローゼットとして
家族それぞれの衣類を
収納することにしました。
着用頻度の高いものを収納することで
「着替え動線」だけでなく、
「洗濯物をしまう動線」も
ラクになります。
もちろん
お家の構造等による制約や、
そもそもプランとして
回遊動線が適していない場合は別ですが、
検討してみる価値はあるかな
と思っています。
ちなみに、じつは。
我が家も5年前に
クローゼット+寝室をプチ改装しまして、
念願の、風が通り抜ける
ウォークスルークローゼットになりました。
着替え動線、洗濯動線も
もちろんですが、
もうひとつ
在宅ワークをするようになって
便利だなと
感じるようになったことがあります。
仕事部屋でもある寝室から
リビングが見通せる…!
仕事をしながら
さりげなく子どもが遊ぶ様子を
見守れるので安心です。
写真は娘とお友達でマリオカートに熱狂中の画です⭐︎
風が抜けるということは
視線も抜けるんだなと
改めて気づいた次第です。
動線計画は
間取りの肝になります。
もしも、
当たり前に思ってしまっているけど
実はここ不便だな…
と思うことがあれば、
プランニングで解決できるかもしれないので
ぜひご相談ください。
※まだ準備中のHPですが、
よろしければ下記よりお問い合わせください。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。