有料のIQテストをしたら144だった。
IQ144だし、
億万長者なのはまぁ当然の結果よね〜ふふん。
と、己の幸せな人生を振り返っていて思い出した。
父からの言葉。
私はこれまで色々と恵まれてきた。
ラッキーなことがたくさんあったし、
際立って幸せな人生と言える。
でもこれって偶然なのかな?
ただ運が良かっただけなのかな?
自分を卑下し
ただラッキーなだけだったのだと、
自分は空っぽなのだと感じてしまうことがある。
時々友達に言われる言葉、
「トポ、玉の輿じゃーん!」
「うらやまし〜」
この言葉はいつも私の価値を下げる。
だって、玉の輿じゃないもん。
今は年商〇〇億を稼ぐ夫だが、
私たちが出会ったのは20歳の頃だ。
その時、私は大学生。
夫は大学を卒業し、就職もせずに海外でワーホリ生活をしていた。
当時、夫は無職で、やっと決まったものは無料インターン。給料が出ないやつ。
その後の別のインターンも月7万程度のバイト以下のインターンだった。
だから、私が会いに行っていた。
航空券は一度も払ってもらったことはない。
大学へ行きながら毎日バイトをした。
午前シフトと午後シフトをダブルで受けることも日常茶飯事。
2ヶ月間一生懸命働いて、1〜2週間ヨーロッパへ会いに行くというルーティーンだった。
大学の授業は基本5回休めるので、2週間滞在=2回欠席ということになる。
なので、冬休み〜夏休み〜冬休み間の前期・後期にそれぞれ2〜3回ほど会いに行けていた。
ということは夏休みと冬休みも入れて、年に約6回は会っていたということで、バイトも大学も休まずによくそんな生活を続けられていたなと思う。
そんな感じで20代前半は
私が努力していた。
彼がインターンで何を目指しているのか不明すぎて、この年まで何やってるんだと注意?したり、私が社会人になった後の遠距離恋愛がどんなものになるのか考えられなくて、別れるのかなと不安になったりもした。
(※当時、日本はまだ有給を思いきり使えない社会だと思っていたため。)
ただ彼(夫)はいつも
「僕を信じて」と言っていた。
そしてほぼ無職でインターンばかりやってた彼がある日、
「大手に就職したよ!」
と。
その当時、私は適当な地元の小さな会社に就職し、1年くらいで適当に辞める予定でいた。
昔ながらの家族経営の会社でパワハラすごいし、休みも最大3日連続でしか取れないし、土日休みじゃないし、平日休みも1日休み×2で2日連続ですら休めないし、本当にクソみたいな場所だったが、
すぐ結婚して日本を去る予定だったので
職種やキャリアアップはどうでも良かった。
それよりも、親と最後の時間を過ごすことをメインに地元に就職した。実家で貯金や節約もできるし。
大学にも行かせてもらったので、日本の社会人を少し経験してから行こうとも考えていた。
大学行かせたのに大学卒業と同時に海外へ娘が消えたら悲しむよなーと。笑
ということで、
プロポーズもされてないし結婚の話もなかったが、感覚で卒業後は過ごしていた。
(※危険。マネしないでね。笑)
そんな会社に就職したせいで、
社会人1年目は最大で9ヶ月間遠距離をした。
でもお互い真面目で落ち着いた関係だったので余裕だった。
しかし9ヶ月かけてやっと会えたものの、私は有給を取れないので日中彼は1人で過ごし、夕方から会うという感じだった。そして1週間で帰ってしまった。
この出来事(事実)から潮時を感じた私は、ちょうど彼も就職したので
「もうこの感じは続けられなくない?
別れる?結婚する?」
と現実的な質問をした。
そしてお互い別れたくないし、結婚しようがしまいがたかが書類上の話で、一緒に住めるという喜び以外に、なにかが大きく変わるわけじゃないよねということで、
一緒にいるために(ビザのために)結婚したのだ。
全てが私の計画通りになったわけだ。
まぁ卒業後あたりは
ノープランで雰囲気で進めてた危険な部分はあるが。笑
(これは私が、私たちカップルの雰囲気や価値観を分かっていたからできたこと。)
なので話は戻るが、
私は玉の輿ではない。
あらお金持ち〜
お兄さんかっこいい〜
結婚して〜バッグ買って〜
と結婚したのではない。
だからそのように褒められるのは
とても心外だ。
でも結局私は今、
夫のおかげで専業主婦をしてるし、
私自身の職歴は良くないし、
自分は何も持ってないのかなと
自己肯定感が低くなる時がある。
その時に父から言われた言葉。
「お父さんは、トポがラッキーだったと思ったことは一度もない。今トポが幸せに暮らせているのは、今までのトポの自己選択が築き上げてきた結果だ。昔から海外に興味があり、頑張って勉強して国際系の大学に進学した。夢だった留学を叶えた。(←そして夫に会った。) 彼を信じ、応援した。彼に会いたくてバイトを続けた。彼となら幸せになれると結婚をした。全ての選択が導いた結果だ。諦めなかったから今がある。今、〇〇(夫)がなんの心配もせずに安心して仕事できているのも、トポがいつも家と子どもを守っているからだ。トポは頑張ってる。すごい。」
嬉しかったし励まされたし、
たしかに、と思った。
これは私の選択が導いた結果だ。
バイトしない選択もあった。
無職の彼と別れる選択もあった。
起業中で忙しい夫に「寂しい!なんでいつも働いてばっかなの!私との時間も作って!」とヒステリックになる選択もあった。
でもしなかった。応援した。
これは
"私" が選んできた人生なんだ。
ラッキーな部分も少なからずあるとは思う。
でもそれが "全て" ではない。
取り柄のない自分も
実はこの歯車の一つで、
成功への大きな役割を果たしていたんだなとも思う。
父の言葉で、自分と日々の生活に誇りを待つことができた。
専業主婦で
日中ダラダラしたっていいじゃない。
専業主婦で
ノーキャリでもいいじゃない。
今の幸せは
私の過去現在の努力と日々の積み重ね、そして自己選択で得た賜物なんだから。
たまたまじゃないのよ。