科学的側面の偏重
広告に従事する魅力とは、なんだろうか?
少なくとも僕にとっては、社会に影響を与えるダイナミズムと広告物の芸術性だと思う。
最近の広告に、それがなかなか感じられなくなってきている。
特にインターネット広告には、その文化と言い換えてもいい側面がほとんどない。
インターネット広告は、最近トレンドが平たく言って検索結果に対応する広告に移ってきていて、ビジュアルで訴求するバナー広告は廃れてきている。
後者をメインに扱っている僕が来年行くであろう会社は伸び悩みを見せている。
各個人のパーソナリティに合わせた広告で手っ取り早いのが、今トレンドになってるんよ。
簡単にいてば、表現力が乏しい。
殆ど全てのウェブサイトが、広告収入によって無料でユーザーにサービスを提供しているのに、運営に必須用件である広告が、有効に作用していない。
一方でキャンペーンサイトは、最近クオリティが高くなってきている。
ビジュアルが美しいものや、エンターテインを尽くしているもの、世の中にリッチメディアユーザーが増えてきた結果である。
ただ、「こんなキャンペーンサイトがある」と知る術が少ない。
企業サイトにいく人は少ない。
TVCMの最後に検索ボタンを表示する安易なクロスメディアが行われているくらいだ。
(個人的にはクロスメディアという言葉を使うことがおこがましいと思っている。)
あとは実はバナー。
しかしバナーを見てキャンペーンサイトに行く人は、全表示回数の0.1%でもいいほうだ。
極めて少ない。
ついでにいうと、アテンションの低さ、クオリティの低さからだと思うが、バイラルに繋がることが少ない。
アテンションからダイレクトでキャンペーンサイトというか、モアインフォメーションを得られる仕組みが必要だ。
今の広告事情は悲観的だ。
電通のいいところは、広告チャンスを構築している広告商社的仕事振り。
巧くコンテンツを生成している。
はっきり言って、電通以外はTVのコンサバティブな利権の上に乗っかっているだけだ。
もしくは4マス・SPで何とか食いつないでいる程度。
インターネットは、どこも巧く使いこなせていない。
技術的なことろはいいかも知れないけどね。
経済的には文化という風に言えるかもしれないけど、社会的にはどうかな。
魅力はないかな。
まぁいいけど。