寒いのは嫌いである | The life is time killing till I die.

寒いのは嫌いである

タイから帰ってきたら、日本はめっきり寒くなっていた。
俺がいない間に、日中の最高気温が10℃下がっていた。

寒すぎる。
この身を冷やすような空気が鼻から体内へ流れ込む。

寒いのは好きじゃない。
厚着したくない。
マフラーや手袋は生理的に苦手だ。

それでも容赦なく冷気が身に纏いつく。
寒いのは嫌いである。

だけど冬は好き。
寒いとはいえ、空気は透き通っている。
雪の白さが好きだ。
道に積もった雪を踏むことに穏やかな快感を覚える。
柔らかな雪の上に一番に描くシュプールは、この上なく爽快。
全てをリセットするかのような、一面の白を眺めたい。

今はまだ秋。
寒いのは嫌いである。

まだまだ吐く息は曇らない。
まだまだ暖かいのか。

しかし既に足の先は凍りそうだったりする。
ズボンのホケットから手は出たがらない。
心なしか、肩を狭め、この体温を奪われまいとしている。

やはり寒いのは苦手である。

しかし冬は待ち遠しいのである。