水
底が見えるほどに透き通ったその水は、ただただ僕の前を、変わらぬ速さで流れ続ける。
この水は、僕のモノではないが、身体が欲しているようだった。
手を差し入れる。
流れに抗ってそこに留めようとしたんだ。
しかし、水は手に収まらず、指の隙間から流れて消える。
僅かながら皮膚から体内へしみ込む。
なんとか掌に残そうとしても、所詮はその場限りの優越の悦。
僕は両手をいつまでもくっつけておくことは出来ないから、結局水は、流れて消える。
どうにか水を、残しておくことはできまいか。
どうにか…。
それ以前に何故僕は水に拘っているのか?
それは。
僕にとって必要不可欠なものだから、ないと生きていけないからだ。
だから僕は、流れる水を汲みたがっている。
そうに違いない。
ただ、水は自ら留まろうとは、決してしない。
総ては流れの赴くままに。
僕は今、静かにその流れを見守っている。
ただそれだけでも心は清らか。
この水は、僕のモノではないが、身体が欲しているようだった。
手を差し入れる。
流れに抗ってそこに留めようとしたんだ。
しかし、水は手に収まらず、指の隙間から流れて消える。
僅かながら皮膚から体内へしみ込む。
なんとか掌に残そうとしても、所詮はその場限りの優越の悦。
僕は両手をいつまでもくっつけておくことは出来ないから、結局水は、流れて消える。
どうにか水を、残しておくことはできまいか。
どうにか…。
それ以前に何故僕は水に拘っているのか?
それは。
僕にとって必要不可欠なものだから、ないと生きていけないからだ。
だから僕は、流れる水を汲みたがっている。
そうに違いない。
ただ、水は自ら留まろうとは、決してしない。
総ては流れの赴くままに。
僕は今、静かにその流れを見守っている。
ただそれだけでも心は清らか。