Ms.Violinistのひとりごと-ザ・シンフォニーホール オルガン
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もしも、あなたが音楽を学んでいらっしゃって、
人前で「演奏させていただく」機会に恵まれたとしたら、
迷うことなく舞台に立つべきだと思います。

「私のレベルでは、"他人様"にお聴かせできない」と、
不安に取り憑かれてしまっても、それは問題じゃない。

音楽の演奏は、心や想いを伝える手段に過ぎないのだから。

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「私は、音楽が大好きなのっ!」という気持ちが、
聴いてくださる方に感じていただけたのなら、
あなたの演奏は大成功。それでシアワセではないかしら。

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確かに"見事な音楽”を奏でるには、
厳しい修行と、絶え間ない学びが必要だけれど、
その苦労の向かう先は、
「みんなに喜びを与えること」のはずでしょ。

音楽することは、ブランド品を身につけて、
周囲から羨望の眼差しを浴びて優越感に浸ることでも、
仙人になるための孤独な精神修養をしているのでもないのよ。

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だけど、舞台に立つからには、プロアマは関係ない。
心して、あなたの音楽をキレイに磨き上げてください。

聴いてくださる方への感謝の心と、
音楽することの喜びを感じようね。あなたも頑張って!


今日も、よい一日になりますように。
(ende.)

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Erfüllet, ihr himmlischen göttlichen Flammen - BWV 1
楽器編成:
 バスリコーダー(オーボエ・ダ・カッチャ)、
 フルート(ソプラノ)、チェロ(通奏低音)
 ※()内は原曲のパート

原曲はヴィオラ・ダ・ガンバのピチカートと通奏低音が優しく響き、
オーボエ・ダ・カッチャの牧歌的な対旋律に乗せて
ソプラノが愛を語らう素敵な曲です。

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画面に扇風機が写り込むなど、生活の香りがしますね。
前半は、真面目にこなしておられますが、後半の「二倍速」演奏は、
かなりにチャレンジャーな試みをされる方々と思いました。(笑)



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