Ms.Violinistのひとりごと-桜色溢れて(日本・東京)
*
一陣の風に舞い上がる白き花々
全てのものを淡い景色へと変える

一瞬の春のために花咲かせ
なんの未練もなく花散らす木々よ

風よ吹くな 雨よ打つな
刹那な命を捧げて祈る

一片の想いが私の頬に降りかかる
為す術もない私へと舞い落ちる


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満開のさくらには、心躍る想いがします。
見上げると、のばした枝の隅々まで
花開かせたこの木の姿に、
春を迎えた喜びを全身で表しているのだなと
私は感じとっています。

時折、吹き通る春のきまぐれな風に、
花が散らされてゆきますが、
この瞬間でさえ、白と薄紅色の情景と、
かすかな香りを残してくれる。

この花は、どこまで健気なのだろうと、
心をイッパイにする私なのでした。

さくらの想いは、
皆様のお心にも届いていますか?
よろしければ、お話を聞かせてくださいませ。


今日も、よい一日になりますように。
(ende.)


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