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おはようございます。
昨夜は午前2時過ぎに、おやすみなさいでしたので、
今日は、いつもよりもずっと遅い朝を過ごしています。
差し込む日差しに窓を開ければ、柔らかな陽射し。
まだまだ寒いですけれど、この時期の季候は『三寒四温』。
お庭の木々や街路樹の梢に、春への確かな歩みを感じますね。
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何気なくつけたTVでは、子ども向けの自然番組。
凍える冬をたくましく生きる動物たちを描いていました。
エアコンの効いた快適な室内の中、目にする自然の営みは、
どこか、よそ事のように心に映りますけれど、
私たち人間だって、野性の生き物たちと同じ。
自然に育まれる存在にすぎない。
だからこそ、自分たちのためだけに
無毒化するのに十数万年以上もかかるゴミを
大自然のサイクルの中に出してはダメなんだよ。
「人間だって自然の一部」という倫理的で謙虚な気持ちを
いつでも、あなたの心に置いていてくださいね。
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私たちは当たり前のように過ごす便利な生活に、
「自然を操れている錯覚」を感じてしまうけれど、
一昨年の猛暑だって、この冬の豪雪にも
人間は何ら立ち向かう術を知らない。
そのことを想うだけで、気づきますよね。
便利や快適さと引き替えに、人間の手で損なう自然の営みが
あるということに想いを馳せて欲しいのです。
子どもの頃には、身近で仲良しだった「小さな存在」。
彼らを想う感性をいつまでも大切にしてください。
今日も、よい一日になりますように。
(ende.)
