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クラシック音楽で、ハイドンのピアノソナタといえば、
ピアノ学習者の方には、「ソナタアルバム」などの曲集で、
モーツァルトやベートーヴェンらと並んで、
お世話になる存在ですよね。
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それに同じソナタでも、「トルコ風」などの標題があれば、
楽曲のイメージも湧きますので、より親しみを感じ、
多くの演奏機会が与えられている気がします。
しかし、ハイドンのソナタは、モーツァルトらよりも曲想が
地味なこともあり、音楽会に掛けられる機会に恵まれず、
演奏されることは余り多くない気がいたします。
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さて、ブログタイトルの「ハイドン様のチキンライス」は、
私のブログ友だちの「まるみ」さまが、ソナタHob.XVI:37の
第一楽章の冒頭の主題からお聞き取りになったものなんです。
前打音でアクセントの程良く効いた上→下のオクターブ跳躍と、
低い位置での八分音符のスラーの音型からは、
「チッキンライス・コロッケコロッケ、チッキンライス…」という
大人も子供も大好きメニューが、連呼されているかのように
私にも聞こえました。
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しかし普通、こういう瞬発的な驚きは、その場限りのもので、
すぐに記憶の外に出やすいものですが、
この「チッキンライス・コロッケ」は、どうやら私の長期記憶に
その後も留まっていたようです。
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それは、とある日の夕暮れ時に住宅街を歩いていた時。
窓辺の奥から演奏される、このハイドンのソナタが例の
「チッキンライス・コロッケ…」に自動変換されて聞こえた上に、
その後も、ずっと私の頭の中をグルグルと回り続けていました。
お仕事に向かう車の中で、思い出し笑いをこらえるのが
大変だったのを覚えています。
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チキンライスやコロッケは、日本生まれの洋食で、
当時のハイドン様が、これらのお料理をイメージされたとは
とても思えませんけれど、このソナタHob.XVI:37のことを、
私は密かに「ハイドン様のチキンライス」と呼んでおります。(笑)
あなたも、このようなご経験はありませんか。
今日も、よい一日になりますように。
(ende.)
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Special Thanks: まるみさま.
ブログ:"まるみのひとりごと" by まるみさま
記事:「ちょっと食いしん坊???」2010-11-04 19:47:59
http://ameblo.jp/tamamia/entry-10697181136.html
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Haydn - Sonata No.50 in D major Hob.XVI:37 - 1.mvnt, with sheet