Ms.Violinistのひとりごと-シンドラーのリスト DVD
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新聞を読んでいると、今を「関東大震災」の頃の空気と似ている、
という文言から始まる論説に出会いました。
当時の政治や経済を前提に、長引く不況に加えて、
大震災と原発事故で苦しむ現代日本の再生・復興論へと
結びつける内容でした。

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学生時代の私は、歴史のお勉強は嫌いじゃなかったです。
けれど、年表の数字を丸暗記することを奨励するかのような、
試験の穴埋め問題のあり方は、ついに好きになれなかった。

だって、歴史上の出来事や事件は、
他の事柄との必然的な関連の中で起こるものだし、
そこで私たちが学ぶことは、過去の失敗を教訓にして、
未来に生かすようにするのが、最も大事だと思ったから。

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今、私には、とっても大きな心配事があるんです。
それは、こういう閉塞感の中で、時代を大きく変えてくれる
"英雄の登場"を待ち望む「他力本願」な私たちの気持ち。

歴史を遡って考えてみても、そういうカリスマな存在は、
始めこそ、ヒーロー的な尊敬と憧れとで、私たちに安心感を
与えるけれど、いつかは独裁者や権力者となってしまう。
私たちを巻き添えに、更に事態を悪化させているでしょう。

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大震災と原発事故で、私たちは、今までタブー視されていた
問題を口にする切っ掛けを歴史に与えられたのだから、
あなたもご自分の意見を封印せずに自由に語って欲しいのです。

歴史は、一握りの英雄や政治家たちが作るのではなく、
私たち一人一人の想いや人生の結実だと、私は信じたい。

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後になって、自分の"無為無策"を後悔せずに済むように、
頑張って正しい情報を得て、目の前の難問を乗り越えよう。

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『先達たちの歴史が私たちへと流れ込んだように、
 私たちの言動もまた、未来の子ども達へと繋がっている。』

これは、私が描いた歴史の捉え方。とってもシンプル。

時代の渦の中で、どんなに小さな立ち位置であったとしても、
ブレない考えを持つ事が出来れば、きっと正しい方向へと、
私たちは歩めるのだと思うのです。


今日も、よい一日になりますように。
(ende.)

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