Ms.Violinistのひとりごと-桜満開(日本・東京・砧公園)
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今日は、3月31日。弥生三月の最後の日ですね。
普通の日々を送っていたとしても、たぶん年度末で、
バタバタしていたに違いないこの月が、3月11日の
大震災以降は、ひっくり返したおもちゃ箱の景色です。

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振り返ると、次々押し寄せて来たのは「情報の津波」。
被災地は、もちろん大変だけど、支える私たちも
助けを求める声と共に流れ来る根拠のないデマや噂に
翻弄されながら、ようやくたどり着いた感じがします。

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まだまだ続く余震や計画停電の暗さは、ふいに私たちを
あの日の恐怖へと引き戻してしまう。だけど頭を横に振れば、
見えてくる自然があることも忘れないで欲しいのです。
お花たちは春の装いで、いつもの季節を謳歌しているから。

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お花見を自粛する動きもあるけれど、はらり舞い散る桜に
去った人への想いを重ねられる日本人の心を思えば、
私は必ずしも中止することが哀悼に通じるとは感じません。
むしろ長い歳月を生きる樹木に、明日への希望を重ねたい。

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私があなたに言いたいコトバは、
「たった一度の人生なのだから、丁寧に生きて欲しい」
ということなんです。


今日も、よい一日になりますように。
(ende.)

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