
(2011年(平成23年)1月29日(土):毎日新聞(朝刊))
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米フロリダ州マイアミ・ビスケーン湾の海岸から
約180m沖合の砂州に今月初め、突然ピアノが出現し、
「謎のピアノ」として話題に。
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「(大西洋で沈没した)タイタニック号から漂着した」
「カルバン・クラインの新しい香水の広告用だったが、
資金切れで放置された」「欲求不満の音楽家の仕業」
などとささやかれたが結局、地元高校生(16)の「作品」
と判明した。
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AP通信などによると、高校生は美術学校の入学申請に
ビデオ制作を計画。祖母の倉庫に眠っていたピアノを持ち出し、
今月2日、仲間3人と一緒にボートで砂州に置いた。
干潮時には姿を現すが満潮時には水面に隠れる。
高校生は「マイアミを有名にした」と胸を張ったが、
同州野生生物保護局は27日、高校生にピアノ回収を命令した。
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このグランドピアノって、潮風を浴びた挙げ句、
潮の干満に何度もさらされてしまった「かわいそうなピアノ」。
"joke(冗談)と言いたいところだけれど、笑って済まされないと思う。
これって"practical joke"(悪ふざけ)ですよね。
楽器をダメにしちゃうのは、私は絶対に笑えないです。
(ende.)