
(2011年(平成23年)1月23日(日):毎日新聞(朝刊))
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公益財団法人の新聞通信調査会が昨年秋に実施した
全国世論調査で、各メディアの情報の信頼度について
「全面的に信頼している」を100点として尋ねたところ、
新聞は72点で昨年発表の前回調査から1.1P上昇した
ことが1月22日に分かった。
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トップはNHKテレビで前回と同じ73.5点。
民放テレビは1.7P増の65.3点、ラジオは前回と同じ61.6点、
インターネットは0.2P減の58点だった。
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ネットでニュースを見る人は前回から0.6P増えて57.1%。
20代では92.3%、30代では87%が「見る」と答えた。
新聞記事の中では社会に関する報道についての信頼度が
85.3%で最も高く、経済は83.9%、政治は81.8%、
世論調査の内閣支持率が66.7%だった。
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調査は3回目。
18歳以上の5,000人が対象で、3,459人が回答した。
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回答者の皆様、何を根拠に「信頼できる」と判断するのだろう。
信頼するための「裏付け」が、どこにあるかも分からないのに。
そもそも「新聞通信調査会」は、何を知りたいのかしら?
『情報を鵜呑みにして、自分の頭で考えないこと』が、
私はコワイことだと考えます。
あなたは新聞、TV、ラジオ、インターネットを信じていますか?
(ende.)
