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アヌンツィオ・パオロ・マントヴァーニ(1905-1980)
1905年、イタリアはベニスに生まれ。その後イギリスに。
父親はミラノ・スカラ座のヴァイオリン奏者で、
トスカニーニのもとで演奏していた。
マントヴァーニ自身は、ヴァイオリニストから
ライト・ミュージックに転向し、楽団指揮者、
編曲・作曲家として記録的な成功を収めた。
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イギリス人の音楽家として、ビートルズに次ぐ
レコード・セールスを記録するとともに、
アメリカでのコンサートツアーは、常に満員であった。
1963年に一度だけ来日している。
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「カスケーディング・ストリングス」(*)と呼ばれる、
滝が流れ落ちるようなその美しいヴァイオリンの響きは、
マントヴァーニの代名詞であり、今なお人々を
魅了し続けている。
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マントヴァーニさまのことは、最近になって知りました。
「ムード音楽」というどこか古い響きのなかに、
斬新なゾリステンの使い方を試みていらっしゃる。
ポップスからクラシック、そしてラテン&タンゴまで。
心地よく聞けて、難しい理屈抜きに楽しめる。
私の目指す先のひとつになるかもしれない。
(*)注釈:カスケーディング・ストリングス:
ヴァイオリンを使った美しい弦の響きのこと。
ヴァイオリンを4つのパートにわけ、それぞれが
メロディー・ラインを少しずつずらして弾くと、
まるで滝が流れ落ちるように美しいストリングスの
響きが奏でられる。
(ende.)