Ms.Violinistのひとりごと-クヌート ベルリンの動物園
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私の第2の故郷「ドイツ」。ベルリンでは、クマは象徴的な動物として
親しまれています。あの宮崎アニメ「千と千尋の神隠し」が、
ベルリン映画祭で栄えある「金の熊賞(Goldener Bar)」を
受賞したことを覚えておられる方もいらっしゃることでしょう。

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日本でも昔から山に暮らす最強の存在はクマで、現在では
「ツキノワグマ」が一部の地域では絶滅が危惧されてきている。

けれども、今年はドングリの不作で食べ物がなくなって、
人里に下りてきた熊たちと人間とのトラブルが多発しています。

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ドングリの不作は主に地球温暖化による異常気象に原因を
求められている。けれども、一方で、手入れをされずに放置された
里山でナラの木が広範囲で伝染病により枯死していることも
報じられている。ナラの木はドングリを実らせる樹木群でしょ。

だとしたら、クマたちを追い詰めているのは私たち人間に
原因があると言えるのではないかしら。

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かつては、日本でも山に生きるクマや猪などは、里山を境に
上手に人間と住み分けていたし、実りを互いに分け合っていたはず。
それが人間の都合で放置され、荒廃するに任せ、挙げ句の果てに
一方的に追い立てられ、生存を危ぶむ状態に陥らされている。

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保護動物のお話になると、感情論に発展しやすいけれど、
昔のように共存する方法を考える知恵が、人間にはあると
私は信じたい。


今日も、よい一日になりますように。
(ende.)

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