ヴァイオリンを奏でられる皆様は、楽器の健康状態について、
ちゃんと関心を持たれていらっしゃいますか。
楽器の健康管理(メンテナンス)は、毎日の基礎練習と共に
皆様が日々、ご自分の楽器とお過ごしになる中で、
いつも気遣いをしてあげたいものですね。
早くに楽器の病気(異変)に気が付けば、それだけ
病気からの回復も早くなりますから。
上手に調整された楽器からは良い音が出ますし、
長時間に渡って練習しても、疲れにくいのです。
ヴァイオリンを奏でる皆様向けの
"奏者がすべき保守"についてのレクチャーを
させていただきたいと思います。
それでは、どうぞ最後までお付き合いくださいませ。

#
第56回「たばこと楽器」
ヴァイオリンを奏でられる方で、たばこを嗜まれる方は
いらっしゃることと思います。
たばこの害は、喫煙されているご本人は、
リスクを自覚なさっておられるので何も申しませんが、
周囲の方々に「受動喫煙」を強いています。
さらに、ヴァイオリンにもたばこの害が及ぶのです。
今回は、そのあたりのお話をさせていただきますね。
*
手を洗わないでヴァイオリンを演奏すると、
どうしてもニスは黒っぽく汚れてしまうものです。
これが喫煙者の場合、その汚れの度合いがぐっと高くなります。
タバコのヤニは微粒子なので一見気にならないかもしれません。
また、喫煙者も、演奏時にタバコを吸っているわけではないので、
特に気にしたこともないでしょう。
けれど、喫煙者によるニスの汚れ方に特徴がでることも確かです。
*
まず喫煙者は、非喫煙者よりも、楽器に対してリスクを
持ち合わせているのだという自覚が必要なのです。
タバコのヤニは一見、目には見えません。
しかし、想像以上にベタ付くものです。
そして、自分の服に付いたり、または手に付いています。
このままでヴァイオリンに触れると、ニスの表面にも
わずかですが、ヤニが付着してしまうのです。
*
しかし、ニスの表面にヤニのベトベトした層ができると、
それを切っ掛けに次のヤニや汚れを呼び寄せます。
あとは悪循環。ヴァイオリンの汚れ具合は、
加速度的に進行してしまいます。
たばこのヤニで汚れたニスは黒っぽい汚れ方をし、
ニスの美観を非常に損ねてしまうのです。
そのようなニスの状態を放っておくと、
汚れはニス層の奥へと入り込み、取れなくなってしまいます。
*
ニスが真っ黒く汚れてしまったものは、どうしようもありません。
従って、こうなる前に手を打たなければならないのです。
一番の効果的な方法は、ヴァイオリンを触る前に手を洗うことです。
これは、喫煙者だけへのアドバイスではありませんが、
喫煙者は非喫煙者以上に神経質にならなくてはいけません。
ヴァイオリンは、持ち主以上に長生きするものです。
たばこのヤニで黒く変色してしまったヴァイオリンを遺して
あなたは、恥ずかしいと思いませんか。
長く元気に楽器と友に音楽を楽しめるよう、
禁煙されることをお勧めします。
皆様が素敵なViolinライフを過ごされますように。
(Ende.レクチャー:ヴァイオリニストがすべき保守
(第56回) 「たばこと楽器」)
The author is "Ms.Violinist."
The verification is "Ms.Composer."

ちゃんと関心を持たれていらっしゃいますか。
楽器の健康管理(メンテナンス)は、毎日の基礎練習と共に
皆様が日々、ご自分の楽器とお過ごしになる中で、
いつも気遣いをしてあげたいものですね。
早くに楽器の病気(異変)に気が付けば、それだけ
病気からの回復も早くなりますから。
上手に調整された楽器からは良い音が出ますし、
長時間に渡って練習しても、疲れにくいのです。
ヴァイオリンを奏でる皆様向けの
"奏者がすべき保守"についてのレクチャーを
させていただきたいと思います。
それでは、どうぞ最後までお付き合いくださいませ。

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第56回「たばこと楽器」
ヴァイオリンを奏でられる方で、たばこを嗜まれる方は
いらっしゃることと思います。
たばこの害は、喫煙されているご本人は、
リスクを自覚なさっておられるので何も申しませんが、
周囲の方々に「受動喫煙」を強いています。
さらに、ヴァイオリンにもたばこの害が及ぶのです。
今回は、そのあたりのお話をさせていただきますね。
*
手を洗わないでヴァイオリンを演奏すると、
どうしてもニスは黒っぽく汚れてしまうものです。
これが喫煙者の場合、その汚れの度合いがぐっと高くなります。
タバコのヤニは微粒子なので一見気にならないかもしれません。
また、喫煙者も、演奏時にタバコを吸っているわけではないので、
特に気にしたこともないでしょう。
けれど、喫煙者によるニスの汚れ方に特徴がでることも確かです。
*
まず喫煙者は、非喫煙者よりも、楽器に対してリスクを
持ち合わせているのだという自覚が必要なのです。
タバコのヤニは一見、目には見えません。
しかし、想像以上にベタ付くものです。
そして、自分の服に付いたり、または手に付いています。
このままでヴァイオリンに触れると、ニスの表面にも
わずかですが、ヤニが付着してしまうのです。
*
しかし、ニスの表面にヤニのベトベトした層ができると、
それを切っ掛けに次のヤニや汚れを呼び寄せます。
あとは悪循環。ヴァイオリンの汚れ具合は、
加速度的に進行してしまいます。
たばこのヤニで汚れたニスは黒っぽい汚れ方をし、
ニスの美観を非常に損ねてしまうのです。
そのようなニスの状態を放っておくと、
汚れはニス層の奥へと入り込み、取れなくなってしまいます。
*
ニスが真っ黒く汚れてしまったものは、どうしようもありません。
従って、こうなる前に手を打たなければならないのです。
一番の効果的な方法は、ヴァイオリンを触る前に手を洗うことです。
これは、喫煙者だけへのアドバイスではありませんが、
喫煙者は非喫煙者以上に神経質にならなくてはいけません。
ヴァイオリンは、持ち主以上に長生きするものです。
たばこのヤニで黒く変色してしまったヴァイオリンを遺して
あなたは、恥ずかしいと思いませんか。
長く元気に楽器と友に音楽を楽しめるよう、
禁煙されることをお勧めします。
皆様が素敵なViolinライフを過ごされますように。
(Ende.レクチャー:ヴァイオリニストがすべき保守
(第56回) 「たばこと楽器」)
The author is "Ms.Violinist."
The verification is "Ms.Composer."