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あと少しで、連休が終わろうとしている。
この時を、あなたは何をなさっているの。
たぶん、あなたは先週末に放り出したままの
課題や煩わしい人達との再会に頭を抱えている。
お休みモードにどっぷりと浸っていては
始まりの朝に気持ちを慣らすのが一大事よね。
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答えにたどり着く方法はいくらでもある。
やってはイケないことも知っている。
慣れないままでも手探りで、とにかく前に。
あなたは答えを心に用意しているでしょ。
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でもね、あなたにひとこと言っておく
慣れないことも大切なんだって。
惰性で作るお料理や、ルーチンにこなすお仕事
あなたは心がこもっていないものを沢山つくる。
それで喜ぶヒトが人がいるかしら?
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さあ、想像してみて。
お天道様の光が手に暖かいこと、
流れ出たお水が冷たいこと、
カーテンをゆらす空気が頬をなでること。
目を閉じていても分かる。心で感じる。
全ては、あなたが生きているからこそ感じるの。
どうか、慣れてしまうことで感性を錆びさせないで。
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あなたにひとこと言っておく
慣れた頃には、もう終わりが近づいているのよ。
音楽だって、人生だって。
だからこそ、今を大切にしないとイケないの。
「さあ、もうおやすみなさい。」
幸せな明日のために。
あなたを待っている人のために。
(ende.)
