Ms.Violinistのひとりごと-クリスピー・クリーム・ドーナツ 名古屋店
(2010年(平成22年)10月5日:毎日新聞(朝刊))
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「ねじれ国会」初日の10月1日午前。
国会内の民主党控室から、行列ができるドーナツ有名店
「クリスピー・クリーム・ドーナツ」の大箱を抱えた
牧野聖修国対委員長代理ら幹部4人がそろりと出てきた。
箱の上には「民主党国会対策委員長 鉢呂吉雄」の名刺。
向かったのは自民、公明、みんなの党の国対控室だった。

「国会召集日に、
与党は野党に甘いもの、野党は与党に辛いものを贈る」。
国会にはこんな慣例があった。

だが、昨年の政権交代後、民主党は
小沢一郎幹事長&山岡賢次国対委員長(いずれも当時)体制で
対決姿勢一本やりの国会運営を展開。
贈り物も途絶えたが、参院で野党が過半数を占める
「ねじれ国会」となり、少しでも融和ムードにと
鉢呂氏が復活させた。

「ドーナツ作戦」に戸惑ったのが、民主党との距離感に
神経をとがらせる公明党。
同党の漆原良夫国対委員長は「慣例なんてないよ」とご機嫌斜め。
突き返されてしまった。

民主党国対幹部は
「表だって渡したのが悪かった。
 事務局にそっと置いてくればよかった」。
野党懐柔策、どうやら甘くはないようだ。

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「野党に甘いもの、与党に辛いものを贈る」=国会の慣習。
あなたはご存じでしたか。
このお話をお聞きして私、脱力してしまいました。
日本は平和な国なのかしら。
(ende.)

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