Ms.Violinistのひとりごと-新神戸駅 夜の景色
*
あなたは、いつものおしゃべりの中で
出身地の方言を使っておられますか。
普段は使わなくても、ご実家のご両親様とのお話では
方言を使われていらっしゃるのでは?

でも皆さま、お外では方言を使うのが恥ずかしいのかしら。
TV標準語に倣って話されているけれど、
言葉のイントネーションで、なんとなく分かります。

*
耳に飛び込んでくる方言の中で一番目立つ存在が「関西弁」。
神戸のお友だちに言わせると、関西人の方々は
どこにいても「住めば関西(=都)」と考えておられて、
関西弁こそが"グローバルスタンダード"なんですって。

なるほど。だから、東京でも関西弁で押し通すのねって、
私、納得しちゃいました。(笑)

*
私、方言を聞くのはとっても好きですよ。
先日、お仕事で兵庫県の神戸にお邪魔した時も、
「どこ行くん?(どこへ行くの?)」とか、
「知っとうよ!(知っているよ!)」という心地良いリズムの
神戸(関西?)弁にイッパイ出会うことが出来ました。

一番印象に残っているのは、売店の対面販売の店員さん。
品物の名前を覚え間違えてオーダーした私に、
すかさず"ツッコミ"を入れてくださったオバチャンのコトバ。
「そうやないで、間違っとうやん。(そうじゃない。間違ってるわ)」
TVで見た関西の芸人さんみたいでステキでだったな。。。

*
どうか、あなたも恥ずかしがらずに方言を話してくださいね。
方言は、私たちの両親の、そのまた両親…。
遙か以前から私たちへと受け継がれた大切なコトバ。

東京のTV標準語にはない暖かな音、優しい記憶の綴れ織り。
使わずにいるとやがては消え失せてしまう「はかない存在」。

私たちの世代で絶やさないよう、
ちゃんと口に出して、使い伝えていきましょう。


今日も、よい一日になりますように。
(ende.)

人気ブログランキングへ