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例えば、日本の小学校の算数の教科書。
「2+5=○」。答えはひとつで「7」。
答えがひとつだけ。他は考えないままで終わり。
でも、海外の教科書の中には、
「○+○=7」足し合わされる数字の両方が空欄。
答えの「7」になる組み合わせはいくつもある。
考える事はひとつじゃない。
実際の生活では、
「答えが一つだけの方が、じつは珍しい。」でしょ。(^^)
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それに、答えがひとつだけじゃないから、
みんなで「自分の考えを意見する」ことができる。
それぞれの考えを、
他のヒトに上手に伝えるために、「さらに考える」。
大事なのは、唯一の答えにたどり着く早さではなくて、
自分の考えを表現するチカラや、
様々な考えがあることを知って、
自分との違いを認め、それを受け入れるための方法を
ジブンで考えるコト。
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お勉強のためのお勉強をしててはダメ。
「「考えるコト」を考える。」が大事だと思うの。
算数なら「算数」という閉じた世界で終わらせないで、
そこから、創造の翼を広げ、
外へと広がる世界に思考を向かわせるのが、
人間の想像力や英知ではないかしら。
あなたはどう思われますか。
(ende.)
