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iPadの発売以来、電子書籍について報じられる記事を
多く目にするようになった。
でも、私は紙書籍の電子化には賛成できない。
とはいうものの、何が何でも反対というわけではない。
電子書籍の良い点も認めている。
たとえば、iPadの画面にタッチするだけで、
文字を読みやすい夫きさに変えられるのは便利だし、
分厚くて重い本を持ち運ぶ必要がないのは楽。
それに、どこでも簡単に読めて、紙の書籍よりも割安という。
それでも、私、昔ながらの紙の書籍が好き。
文具店で見つけたお気に入りのしおりは、本のアクセサリーだし
ちょっと高かったけど長く使える革製のブックカバーは、
大量に出回っている文庫本でさえも、私だけの一冊になる。
なにより、本のついてくる帯は、買った当時の社会背景を
短い文章に封じ込めた時代のエッセンスでしょ。
電子書籍の記事には、数十年後に紙の書籍はなくなるのではと
語っていたが、私のような考えを持つ人がいるかぎり
紙の書籍は残ると信じたい。
何でも、新しいければ良いというものじゃないと、私は思うの。
今日も、よい一日になりますように。
(ende.)