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世の中のために悪と闘うヒーロー戦隊○○レンジャー!
雄々しくて、とっても心惹かれます。
じつは私、小学校の頃は特撮アクションも好きで、
金曜日の夕方には「戦隊モノ」をしっかり観てました。
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メンバー構成は大抵5人。レッドがリーダー。
ピンクが女の子。イエローがおとぼけ。
ブルーは知性派。ブラックは敵か味方か正体不明。
でも、怪人1名に5人掛かりで攻撃を仕掛ける。
正義を名乗っている割には、弱い者イジメに見える。
それに不思議な設定も沢山ありました。
無防備になるにも関わらず、敵の目前で変身するし、
変身後も、自分が何者であるかを
ご丁寧にも名乗ってくださる正義のヒーローたち。
対する悪の軍団も、それを見守っているのよね。
私の知らないところで紳士協定を結んで、
「この場面では攻撃しちゃダメ!」って
お約束しているのかしらと思っちゃった。
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正義のヒーローたちに必ず備わっている「必殺技」。
敵の怪人を倒すためには「必殺技」が絶対に必須。
今はどういうことになっているのかは存じませんが、
当時は全員のパワーが揃って、始めて必殺技を発動できる
しくみ(?)になっていました。
これって最強だけど、すっごい大きな弱点があります。
「一人でも欠けると発動できません。」ってコト。
ならば、怪人は正義のヒーローで最も弱そうなピンクを
やっつければ勝てちゃうのじゃないかしら。
あっ、ピンクは女の子だから手を出してはイケないのかも。
と、何やら大人のお約束らしき決まりを感じつつも
熱烈痛快なアクションシーンに釘付けになっておりました。
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でもね。こんな楽しいお話を学校では楽しむ相手がいなかった。
女子は「セーラームーン」で、男子が「戦隊モノ」と何となく
目に見えない壁みたいなものがあって、さすがの私も
それを乗り越えられなかったんですよね。
けれど、その頃の同級生と昔話をすると
じつは女子も「戦隊モノ」を観てたヒトが結構いたみたいです。
意味のない固定観念で縛られて、
人生をちょっと損した気分になりました。(笑)
あなた様は「戦隊モノ」をご覧になったことがありますか。
日曜日の朝、童心に返ってみてはいかがでしょうか。
今日も、よい一日になりますように。
(ende.)
