Ms.Violinistのひとりごと-戸田弥生 フェニックスホール
(2010年(平成22年)9月1日(水):毎日新聞(朝刊))
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ヴァイオリニストの戸田弥生が
9月15日、大阪・ザ・フェニックスホールで、
愛器ピエトロ・ガルネリを使ってバルトーク、
プロコフィエフ、ストラビンスキーといった
近現代の無伴奏曲に挑む。
戸田の個性と楽器の持ち味が共鳴して、
情熱的で野性味あふれる響きが堪能できそう。

1993年エリザベート王妃国際音楽コンクール優勝の
日本を代表する実力派。
以前はストラディバリウスを使用していたが、
現在は上野製薬から貸与された
1740年製のガルネリを愛用中。
「深みのある男性的な音色が特徴的で
とても気に入っている」といい、
近く近現代の無伴奏ソナタを集めたCDも発表予定だ。

無伴奏曲はリサイタルの前半で。
後半は一転して、
ショパン「ノクターン(遺作)」と、
イザイ「子供の夢」、
プラームス「ハンガリー舞曲第5番」ほか
華やかな小品集。ピアノは居福健太郎。

来年1月28日には尾高忠明指揮、
大阪交響楽団の定期演奏会で
シベリウス「ヴァイオリン協奏曲」を独奏する。
(ende.)

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