
(2010年(平成22年)6月9日:毎日新聞(夕刊))
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気鋭の演奏家を紹介する東京オペラシティの
名物企画「B→C (ビートゥーシー)」。
シリーズ3年目で箏奏者が初登場した。
選ばれた片岡リサ(32)は生まれも育ちも大阪。
東京、大阪の2公演を開催。
小学4年生から習い始め、お箏まっしぐら。
「柔らかく奥の深い音色が魅力です」と語る。
「B→C」ではB= バッハ作品、C=コンテンポラリー(現代曲)を
演奏するのがルールだが等でバッハ?
「カンタータ(第68番から『信仰厚きわが心』)の弾き歌いします。
箏を弾きながら地唄を歌うのは古典作品ではよくあること。
私はソプラノの先生から声楽も学んだので西洋の歌い方で
ドイツ語で歌います」。
箏をつまびきながらバッハを歌う光景は新鮮!
他にライフワークにしている宮城道雄、
現代の池辺晋一郎らの作品を演奏。
「和食も西洋料理も、いろんな味が楽しめる演奏会にしたい」。
浪花が生んだ和魂洋才の演奏家が見せる世界に注目を。
(ende.)
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Special Thanks:Ms.Violinist.
The author is "Ms.Composer."
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