Ms.Violinistのひとりごと-朝食 フルーツ
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たとえば、共働きの若いご夫婦。
お互いに疲れて帰ってきて、
さて、これから夕食の用意をしなければならない。
妻が「疲れた~」とこぼしながら準備を始めた時、
夫がどんな言葉を発したら妻はカチンとくるでしよう。
(1)「僕も疲れた」
(2)「手伝ってあげようか」
(3)「何かとろうか」

以上3つのうちで、
あなたなら、どんな言葉でカチンときますか。
あるいは、どんな言葉をかけますか?

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私なら最もカチンとくるのは2番目の「手伝ってあげようか」。
男性は疑間があるかもしれませんよね。
でも「手伝おうか」なら、とてもうれしい。
きっと、疲れも吹き飛ぶ。
でも「手伝ってあげようか」はダメ。
その言葉には、元々はジブンがやる役目ではないのに
やってあげるという意味が含まれる。
夫と同様に働き、収入を家計に入れている妻としては
この姿勢がとてつもなく引っ掛かる。

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たぶん、それは期待される最低レベルが男女では違うから。
女性なら魚を焼けるのは当たり前でも、
男性が焼くとすごい、偉いと言われたりする。
お友だちに「お母さんは洗濯機使える?」と聞くと
「当たり前」と答えるが、「じゃあ、お父さんはどう?」と聞くと
「う―ん、多分使えると思うけど」などの曖昧な返事。

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そうしたことが夕食の支度にも現れるのかもしれない。
支度するのは疲れていても自分の役目だ、と多くの女性が思っている。
元々、そういう教育をされていない男性に同じように
やってほしいとは思っていない。

でも自分で出来ることを率先してやろうとする男性が夫だったら
どんなにいいだろうと女性たちは思っているはず。
それを「上から目線」でやってあげる
なんていわれちゃうから、カチンとくるのよね。きっと。
男女の期待値の違いを知っていると
こうしたすれ違いは少なくなるはずです。
くれぐれも、ご注意なさってくださいね。

疲れが出やすい木曜日。
あなたも大変だけど、それは周囲の方も同じ。
いたわりの言葉を掛けてあげてくださいね。

今日も、よい一日になりますように。
(ende.)

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