
「皆様、おはようございます!」
今日は金曜日。明日からは楽しい週末休み。
でも、週始めからのお天気に振り回されて、
お疲れのようですね。
今朝は、笑顔がチャージできる愉快な
お話をさせていただきますね。
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突然ですが、日本語って難しいです。
blogは頑張って、なんとか毎日更新してますし、
演奏会トーク等で鍛えられたお陰で、
日本語での日常会話なら完璧だと思ってたのに、
アッサリと自信を突き崩されちゃいました。
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とある場所でお仕事した時、以前に食べ損なった
美味しいシーフードのお店にリベンジしたんです。
お魚さんの姿はダメだけど、フィレなら大丈夫。
ということで、大満足な笑顔で食しておりました。
感激した私は、速攻で店員さんに話掛けたんです。
「イカソーメン、すっごく美味しいですね!!」
「ああ、一人前に"イカを一杯"使っているからね。」
そう笑顔で返事してくださった店員さんのコトバ。
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"イカを一杯"というコトバが心に引っ掛かったんです。
さっそく周囲のヒトに尋ねたら、
イカは「一杯、二杯…」と数えるのだそうですね。
てっきり私は、イカをイッパイ(=沢山)とジョークを込めて
それだけ沢山使っていることを表現されたのかしらと。
「で!」イカのそばに居たお箸。これは「一膳、二膳…」。
なんで、イカは「匹」で、お箸は「本」はムリでも、
見た目の感じから「一組」で、勘弁してくださらないの。

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今、私の目の前にサインペンがあります。
これを数える単位は「本」です。
なので、サインペンは「一本、二本…」と数える。
数が増えても「本」という漢字の見た目は何にも変わらない。
けれど、読みに注目すると、着々と変化しますよね。
一本(ポン)、二本(ホン)、三本(ボン)、四本(ホン)、
五本(ホン)、六本(ポン)、七本(ホン)、八本(ポン)…
漢字「本」の読み方が「ポン、ホン、ボン…」なんです。
(1)ponで始まって、(2)honになって、(3)bonになりました。
これで読み方のルールが一巡したと油断してたら、
次に来るのは、なんと「(4)hon」。「(4)pon」じゃない。
じゃあ、次は変化するよね。
期待に胸を高鳴らせているのに来たのは、なんと「(5)hon」。
もう変化しないのね。とタカをくくってたら
フェントを掛けて「(6)pon」で来ちゃった。
私、思わず頭を抱えちゃいました。
「私、漢字にイジメられてる~(泣)」
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イカとお箸とサインペンで、すっかり悩んじゃったワタシ。
日本語のモノを数える単位は本当に沢山ありますね。
あなた様は日本語、大丈夫ですか。
「こんなドジな私でも、生きていけるんですよ。
だから、あなた様ならだいじょうぶだよ!」
今日も、よい一日になりますように。
(ende.)
