Ms.Violinistのひとりごと-スケルツォ・タランテラ
*
今降る雨は、酷暑で焼かれたカラダを休めるのに
ちょうどイイですね。カラダのケアをいたしましょう。
フルーツなどに含まれるクエン酸を摂って、
暑さでカラダに溜まった疲労物質を減らしてくださいね。
旬のフルーツは、その季節の体調にちょうど良いんですよ。

雨に染まった風景はシットリとして心が落ち着きますよね。
雨粒を沢山ぶら下げた緑木。草木も青を鮮やかにしています。
緑木の茂み、雨に当たらない場所に蜘蛛の巣を見つけました。
野生を失っていない生き物たちは快適な場所をよくご存じ。

わが家のお庭では、蜘蛛たちが頑張っておられます。
蜘蛛の生存権を認めて、害がなければそっとしています。
けれども、何かの拍子に、
お庭からお外に通じる門柱に蜘蛛の巣を掛けた時には、
「ごめんなさい」と言葉を掛けて、棒で打ち払っています。

でも、余程にお気に召した場所だったらしく、
数日後には、前よりもご立派なワナを仕込んでおられました。
数回の攻防戦の後、根負けした蜘蛛が撤退したのです。

*
私、思ったんですよね。
…ということは、何度も蜘蛛の巣を打ち払われた記憶が、
蜘蛛にはあるわけで、撤収したのは学習で身につけたもの。
彼らには知能が備わっているんだな…と驚きを感じました。
蜘蛛さんは、賢いのですね。

「スケルツォ・タランテラ」という楽曲をご存じですか。
ヴィエニャフスキー作曲のヴァイオリンとピアノのための作品。
大きな毒蜘蛛が現れ、
ひとしきり「暗い情熱に満たされたダンス」を踊った後、
引き返していく。

ヴァイオリンを学ぶ学生さんたちの課題曲。
一通りを弾きこなすだけでも、一苦労です。
ピアノ・パートは比較的カンタンなのですが、
ヴァイオリンは聴かせどころが満載です。

ヴァイオリニストの方に、リクエストされると
一瞬フリーズする曲かもしれません。

「ちょうど、蜘蛛の糸に絡め捕られたみたいに。」
(ende.)

#
Special Thanks: happy Iaveさま.
ブログ:"happy56さんのブログ" by happy Iaveさま
記事:「蜘蛛の糸!!」2010-06-23 15:28:05
http://ameblo.jp/happylave/entry-10571161167.html

人気ブログランキングへ