
山登りで迷った時は、
熟練者ほど、迷った所に留まって、
気持ちを落ち着かせるといいます。
すぐに行動を起こさないのは、
「冷静な判断が出来る」と自分を過信しては
アブないから。
留まっている間は、自分のコトではなく、
「先達たちなら、どう対処するか?」に
想いを馳せるのです。
これは全てのことに、共通しているのではないかと。
私がスランプの時は、必ず事態は良くなると、
ジブンの気持ちを落ち着かせます。
ヴァイオリンに限らず、良い音楽を沢山聞いて
忘れっぽい「感動する心」を思い出すようにします。
そして、これが一番重要なのですが、
「どうして、ヴァイオリンを始めたのか?」
「ジブンにとって、音楽とは何か?」
をじっくりと考えますね。
ジブンが拠って立つ"根っこ"(大本)を
しっかりと見つめるのです。
人生も、ヴァイオリンも、
その修業の道は長く遠いものです。
一生勉強。日々精進。
それから、スランプ時のとっておき
「明けない夜はない。」
のコトバを噛みしめてくださいね。
お元気になられましたら、歩き出しましょう。
夜明けは、あなたの元にもやって来ます。
*
今日に本番を迎える方が多そうですね。
先達さまは、良いことを言っておられます。
「練習は綿密に、本番は大胆に。」
練習で積み重ねた苦労を自信に変えてください。
うまくいった時の、拍手喝采を思い浮かべて。
あなたのことは、私が「見守っております。」
今日も、よい一日になりますように。
(ende.)
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Special Thanks: noriさま.
ブログ:"アパート暮らし、バイオリン日和~今日のピチカート~ "
by noriさま
記事:「心が折れそう、今回は本当に折れそう」2010-06-23 19:30:54
http://ameblo.jp/camposelies/entry-10571358140.html
