ヴァイオリンの最低音の第4弦「G線」だけで演奏される
名曲《G線上のアリア》は、次のどれに属するでしょうか?

(1)管弦楽組曲第1番 ハ長調 BWV1066
(2)管弦楽組曲第2番 ロ短調 BWV1067
(3)管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV1068
(4)《G線上のアリア》は、もともと単独曲である。

$Ms.Violinistのひとりごと-G線上のアリア(ソロ)






















それは
「管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV1068」です。
第3番の第2曲「アリア」が原曲です。
名ヴァイオリニストのアウグスト・ウィルヘルミによって、
ヴァイオリンパートをG線で演奏するように編曲されました。
G線のみで演奏するので《G線上のアリア》と名付けられたのです。
また、編曲の際にもともとニ長調だったものをハ長調に移調して
います。
しかし、移調することでG線だけで演奏可能だと気づいたのは
驚きですね。ヴァイオリンの一番太い弦のみなので、何とも
艶めかしくも優雅です。

$Ms.Violinistのひとりごと-G線上のアリア(千住真理子)
















(Ende.大音楽家の関連
 …ヴィヴァルディからモーツァルトへ(第5夜) Jun 29, 2010)
The author is "Ms.Violinist."
The verification is "Ms.Composer."

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