
『日本人が本場ナポリのピッツァ選手権で優勝!』
情熱的に語られるイタリア人オーナーシェフのお話です。
#
ボクは、驚いたね!
まぁ、何も言わずに、この新聞記事を読んでほしい。
#
【本場ナポリのピッツァ選手権で優勝】
チェザレ(名古屋市中区) 牧島昭成さん(33)
(2010年(平成22年)6月14日(月):毎日新聞(朝刊)より)

#
本場イタリア・ナポリの職人組合が主催する
「ナポリピッツァ料理人世界選手権」で
日本人として初めて優勝した。
「ナポリ人になったつもりで、ピッツァを伝えていきたい。」
名古屋市の実家は喫茶店。
子供のころから手伝い、高校卒業後は料理の道へ。
20歳の冬、旅先のナポリで何気なく立ち寄った店で、
初めてナポリピッツァに出合った。
「早い、安い、うまい。」
コルニチョーネ(縁の部分)がサクサク、モッチリ、
しかもふわふわした食感が印象に残った。

#
勤務する店では「何か売りがほしい」と
考えていた時に思い出したのがナポリの味だった。
'04~'05年、仕事を続けながらイタリアとの往復を繰り返して
修業を積んだ。
小麦粉をはじめとした材料から、本場の味の再現にこだわる。
現地では大衆食なのに日本では1枚2,000円もする店がある。
疑間を感じて値下げを断行。
初めは1,000円を切るのがやっとだったが、
「僕が上手になるとたくさん焼けて値段も下がった。」
今は直径26センチの最も安い種類で350円になった。
客と顔を合わせながらピッツァを焼く厨房が好きだ。
一枚一枚に感謝の気持ちを込め、1日900枚を焼く。
笑顔を絶やさない。
「笑って焼けば、人を笑顔にするピッツァができる」。
選手権で優勝し、帰国した日も空港から店に直行。
ランチタイムにはいつもの笑顔で窯の前にいた。
--

「本物のナポリピッツァが、どれだけ偉大なものか
これで、分かっていただけたと思う。」
Fine.(ende.)
※参考情報:
ピッツェリア・トラットリア チェザリ!!
(Pizzeria Trattoria CESARI!!)
ホームページ:http://cesari.jp
