さて、《G線上のアリア》のお話に戻りましょう。
ハーイ!! 皆さまに質問がございます。
とっても素朴な疑問なんですが、
この《G線上のアリア》は、どーして《G線上のアリア》と
呼ばれているのでしょうか?

ヒント:「私ってば、目線が#。あなたも考えてみて!!」(笑)

$Ms.Violinistのひとりごと-G線上のアリア(後半)スコア










それは
"ヴァイオリンの一番低い音のG線だけで演奏できるから"です。

ええ、そのまんまなんです。
単純明快な理由で解説の必要がないぐらい。
でもでもっ、お喋り好きの私は我慢できないので、
"ちょろ~んと"お話させてくださいね。

ヴァイオリンのG(ソ)線(一番太い弦)だけで弾けるように編曲され、
当初は、その『珍しさ』もあって、評判となり、《G線上のアリア》の
名が広まることになったのです。
「がっ!」それだけでは、終わらなくて、
J.S.バッハの原曲『エアー(アリア)』がニ長調だったのを
この曲の作曲者(?)のアウグスト・ウィルヘルミは、
ハ長調に移調させると、
《ヴァイオリンのG線だけで演奏可能》だと気づき、
ヴァイオリン独奏用にそのような編曲を施したのです。 
アウグスト・ウィルヘルミ氏も目が#。よくぞ、ここに気がついて
くださいました。そーでなかったら、今頃はヴァイオリニストは、
G線だけで弾くために、無理なハイポジションとハーモニクスの多用に
頭を抱えていたことでしょう。
「"G線だけ"。言うのは簡単なんですが、
 原調のままだと……イヤだ」(笑) 

"ちょっち"もうひとつ。
《G線上のアリア》がヴァイオリンで弾けるならと、
手を挙げたのが、他の楽器奏者たち。
弦がない管楽器奏者は置いといて(暴言すれすれ)、
他の弦楽器、たとえばチェロでも弾けるのは分かりますよね。
チェロは、ポジション的な問題があって、
残念ながらひとつの弦では弾けないので、
A線とD線で弾くことになります。
でも、やっぱり演奏会のプログラムには《G線上のアリア》。
「これって、変だと思いませんか??」(笑)

$Ms.Violinistのひとりごと-チェロの駒近く


(Ende.J.S.バッハの『G線上のアリア』(第4夜))
The author is "Ms.Violinist."
The verification is "Ms.Composer."

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