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海外の格言を訳すと、
原文と全然違った言葉になることは、
度々、思い知らされますが、
これって、むこうから日本語をみた場合も
「当然、あります。」
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困ったのが『コトダマ』っていう日本の単語。
最初聞いたときは、何のことやら全然わかんない。
放り出すのはイヤだから調べましたよ。
①漢字で書くと『言霊(=コトダマ)』。
私:(さらに分かんなくなった!)
意味:『言葉には魂が宿り、
言葉を発すれば実現する』事。
活用例:平安時代の陰陽師や
鎌倉時代の元寇のくだりで盛んに使われた。
私:(そんな古代じゃなくって、
聞いたのは、現代の日本なんだけど…。)
②仕方ないから、自力で『言霊(=コトダマ)』を
現代語風に『言葉の霊的な力』と変換。
③これをとりあえず英語に訳してみると
"Spiritual power of word"
※ここで根本的問題が発生!
スピリチャル・パワー・オブ・ワードって、
そもそも、むこうの生活概念にない。
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これ以上は意訳できないって…、困っていたら、
『そんな言葉は、日本人でも知らないよー』って。
軽く返されちゃった。
ワタシ、「あ”ー」ってなりました。
(ende.)
