さて、この楽器の名前は何でしょうか?
ヒント:ジプシー・バンドで用いられる楽器です。

それは、「ツィンバロム」です。
ツィンバロムは、ハンガリーの民族楽器です。
英語名楽器《ダルシマー》と同じく箱型の共鳴体に、奏者に対して
平行に張られた数多くの金属弦を手に持った棒状のバチで打つ
《打弦楽器》です。
ハンガリーを中心とした、チェコ、スロヴァキア、ルーマニアなどの
東欧地域で見られる大型のものが《ツィンバロム》と呼ばれています。
発祥地はアジアで、中国の揚琴(ヤンチン)等に
楽器の源流を辿れます。
アジアからヨーロッパ地域に伝わり、その地でヴァイオリンや
コントラバスとの合奏上の必要から、張られる弦の数が増やされ、
音域も拡がり大型化されました。
現在の楽器では100キロを超える楽器に成長し、19世紀頃までは
木製だった共鳴胴がピアノのフレーム構造材と同じ
鋼鉄製に変えられ、弦に強い張力を与えることが可能となります。
音色もピアノに近づくと同時に、張られる弦の数が一気に増やされ
(39コース以上の弦)、4オクターブ以上の音域と、
他の楽器に負けない安定した音量と音域を持つ楽器が出現します。
また、改良の結果、
ダンパー・ペダルも備わり、『残響が混じり合う』といった、
それまでの問題点が解消され、楽器としての表現の幅が一挙に
広がったのでした。
作曲家としては、コダーイ=ゾルターン、ストラヴィンスキーら
近現代の作曲家が、この楽器を用いています。
特にハンガリーのコダーイ=ゾルターンの組曲
『ハーリ・ヤーノシュ』の第3曲、ならびに第5曲では、
ツィンバロムの独奏が行われています。
「おびただしい数の弦の一点を目がけて、バチを振り下ろす!!
……たぶん、ワタシ、命中率低いと思います。
私、ヴァイオリン担当にしてくださーい!!」(笑)

(Ende.ブラームスのハンガリー舞曲集 WoO.1(第4夜))
The author is "Ms.Violinist."
The verification is "Ms.Composer."

ヒント:ジプシー・バンドで用いられる楽器です。

それは、「ツィンバロム」です。
ツィンバロムは、ハンガリーの民族楽器です。
英語名楽器《ダルシマー》と同じく箱型の共鳴体に、奏者に対して
平行に張られた数多くの金属弦を手に持った棒状のバチで打つ
《打弦楽器》です。
ハンガリーを中心とした、チェコ、スロヴァキア、ルーマニアなどの
東欧地域で見られる大型のものが《ツィンバロム》と呼ばれています。
発祥地はアジアで、中国の揚琴(ヤンチン)等に
楽器の源流を辿れます。
アジアからヨーロッパ地域に伝わり、その地でヴァイオリンや
コントラバスとの合奏上の必要から、張られる弦の数が増やされ、
音域も拡がり大型化されました。
現在の楽器では100キロを超える楽器に成長し、19世紀頃までは
木製だった共鳴胴がピアノのフレーム構造材と同じ
鋼鉄製に変えられ、弦に強い張力を与えることが可能となります。
音色もピアノに近づくと同時に、張られる弦の数が一気に増やされ
(39コース以上の弦)、4オクターブ以上の音域と、
他の楽器に負けない安定した音量と音域を持つ楽器が出現します。
また、改良の結果、
ダンパー・ペダルも備わり、『残響が混じり合う』といった、
それまでの問題点が解消され、楽器としての表現の幅が一挙に
広がったのでした。
作曲家としては、コダーイ=ゾルターン、ストラヴィンスキーら
近現代の作曲家が、この楽器を用いています。
特にハンガリーのコダーイ=ゾルターンの組曲
『ハーリ・ヤーノシュ』の第3曲、ならびに第5曲では、
ツィンバロムの独奏が行われています。
「おびただしい数の弦の一点を目がけて、バチを振り下ろす!!
……たぶん、ワタシ、命中率低いと思います。
私、ヴァイオリン担当にしてくださーい!!」(笑)

(Ende.ブラームスのハンガリー舞曲集 WoO.1(第4夜))
The author is "Ms.Violinist."
The verification is "Ms.Composer."