さて、《エルガーの『愛の挨拶(Salut d'amour)』作品12》は、
現在の外国語表記は、フランス語の"Salut d'amour"
(サルト・ダムール)が使われていますが、
当初のエルガーは、、タイトルにドイツ語で『愛の挨拶』を意味する
"Liebesgruss"とつけようと考えます。
その理由は「こーゆう細かな心使いも、女性は嬉しいもの」的。(笑)

$Ms.Violinistのひとりごと-愛の挨拶(ヴァイオリン版)冒頭 楽譜










それは、「キャロライン・アリスがドイツ語を得意にしていたから」
です。

『これが理解出来ない男の方はご用心ですよ。』
女性の気持ちをしっかりと掴むには、エルガーのような
《細やかな心配りが必要》だって、ここでお勉強して
いってくださいませ。
「私もドイツ語は大丈夫。一番アブナイのがJapanise Language.
しかし、ここは日本だぞっと。大丈夫か私?」(笑)

$Ms.Violinistのひとりごと-愛の挨拶(ヴァイオリン版)中間部 楽譜










タイトルは当初、ドイツ語を得意としていた
キャロライン・アリスのために“Liebesgruss”をエルガーは
タイトルにしていましたが、出版社から響きの優しいフランス語への
変更を求められます。
一旦はエルガーも拒否はしたものの結局、出版社の強い意向に
押し切られ、『愛の挨拶』は、"Salut d'amour"の名称で
出版されました。
おそらく、キャロライン・アリスの両親に贈られた献呈用の自筆浄書の
スコアには、エルガーの手で“Liebesgruss”と書かれています。
「エルガーさん。アリスさん。末永くお幸せに!」(マジで!!)


(Ende.エルガーの『愛の挨拶(Salut d'amour)』 作品12(第2夜))
The author is "Ms.Violinist."
The verification is "Ms.Composer."


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