メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲は、元々は、
その名称のとおり、独奏ヴァイオリンと管弦楽のための
作品として作曲され、今や《三大ヴァイオリン協奏曲》の
ひとつとして不動の人気を誇っています。
でも、このヴァイオリン協奏曲には別の楽器用に編曲され、
演奏されることも希にあります。
ヴァイオリンに代わる楽器。
皆様は何を想像なさいますか?

$Ms.Violinistのひとりごと-メンデルスゾーン VN協奏曲 3Movソロ冒頭













それは、「フルート」です。 

作品名:《メンデルスゾーン&シュポアー
     フルート協奏曲(原曲:ヴァイオリン協奏曲)》

$Ms.Violinistのひとりごと-ルイ・シュポーア(肖像画)























シュポアーって、ルイ・シュポーア(1784年-1859年)の
ことではないかと。ドイツのヴァイオリニスト兼作曲家で
指揮者でもあった多彩な作曲家。
本名はルートヴィヒ・シュポーアです。
ヴィルトゥオーゾであり、今日ではヴァイオリンに
当たり前に付けている《顎あての発明者》です。
 
さて、フルート版はどうだろうと聴いてみましたよ。
独奏Fl.は、アンドラーシュ・アドリヤン。
デイヴィッド・シャロン指揮のシュツットガルト放送管弦楽団。

ちょっとこれは、フルートに分が悪い感じです。
フルートは発音原理上、高音域での(p)は厳しいので、
第1楽章の冒頭のソロからしてヴァイオリンとは別物って
感じがします。
喩えれば、ショパンのピアノ曲をヴァイオリンで弾くような
違和感を感じました。
ショパンのピアノの歌わせ方は、とっても甘美なので
そこをヴァイオリンが奏でると、甘くなりすぎてダメ。
ピアノの鋼の響きじゃないと出ない表情ってあるんです。
それと同じ感じですね。

 「ビミョウ…でした。」

ご興味のある方は、下記の通りです。
※インポート版のみのようです。
 Mendelssohn & Spohr:
 Violin Concertos, versions for Flute [Import] [from US]
  CD (1994/4/20)
  ディスク枚数: 1
  フォーマット: Import, from US
  レーベル: Orfeo
  収録時間: 48 分
  ASIN: B00000597G

「で!」結論。
《やっぱり、メン・コンをやるには"ヴァイオリン"に限る。》




(Ende.メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64(最終夜))
The author is "Ms.Violinist."
The verification is "Ms.Composer."


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