さて、エルガー(1857-1934)の
 「エニグマ(謎)変奏曲 作品36」は、主題とそれに続く
 14の変奏《音楽的肖像》から出来ています。
 それぞれの変奏には、肖像となった方々の頭文字が記載されて
 いるのですが、ただひとつの変奏だけはそれがなく、
 この楽曲の《第2の謎》され、未だに真相が研究されて
 います。
 その《第2の謎》とされる変奏とはどういうものでしょうか。

 ヒント:「私の感では、迷信的に不幸な数字だから、かなと。」


$Ms.Violinistのひとりごと-エニグマ変奏曲(ピアノ版)  第13変奏(謎)














  
 それは、「第13変奏」にあります。
 
 楽曲の形式として『ロマンツァ』と速度記号の『Moderto』が
 記載されていますが、それまでの変奏曲にあった頭文字はなく、
 「***」ないしは「●●●」と読み取れます。
 しかも、生前のエルガーが『謎めいた』言葉を残しているので、
 真相はますます遠のいているのです。
 音楽学学者泣かせの名曲です。

 初稿版のピアノ独奏版へのエルガーの序文と解説には
 下記のようなくだりがあります。
 『ここに書かれた14の《音楽的肖像》変奏に共通して使われる
  動機(モティーフ)となる主題が、本曲中にあるのだ』。
 「うーん。意味分かんないです、ワタシ。
  エルガーの言い分が理解出来ませんねー。」(謎)

 さらに、それには続きあって、
 『その謎かけについては、
  私自身は決して説明することはないだろう。
  (それでも、)謎かけに対して想像しようとする方のために
  ある言葉を提示しよう。あなた方に注意しておく。
  変奏と主題のはっきりとした関連性は、
  そもそも、(頭)文字としての問題でしかない。さらに全体を、
  より大きな一つの主題句が貫いている。
  しかし、それに気がつくものはおらず、
  決して演奏されないのである。
  ……以下省略。』

  「さらに意味が分からなくなっちゃった。忌々しい……。
   なんか、"Alice's Adventures in Wonderland"の世界だわ。
   L.キャロルといい、E.エルガーといい、ドーヴァーの
   向こうの島国の方々はホントにもうっ……」。(苦笑)

$Ms.Violinistのひとりごと-アリスとチシャ・キャット




















(Ende.エルガーの『愛の挨拶(Salut d'amour)』 作品12(第6夜))
The author is "Ms.Violinist."
The verification is "Ms.Composer."


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