藤枝市吉川ピアノ教室です。
NHKららら♪クラッシックは、再放送で
プッチーニ作曲 オペラ「トスカ」でした。
二期会の皆さんの歌も演技も素晴らしかったです
番組での解説はオペラ歌手 錦織健さんで、ベートーヴェンの日本フィルの第九でお聴きした事がありますが、素敵でした。
二期会にはお世話になった声楽の先生の息子さんもいらっしゃいますし、我が音楽仲間 ミュジック♪ラ・フランスメンバーの1人は、
二期会のコルペティをしています。
私がオペラ「トスカ」を初めて観たのは、ドイツ ハンブルクです。
ハンブルクはブラームスの拠点の地でもあり、
ハンス・フォン・ビューロー(ピアニストでもあり、それまでは作曲者本人が指揮者だったが、ビューローが職業指揮者としての先駆者)は、ハンブルクに来て定住し、
グスタフ・マーラーは1891年、ブダペストからハンブルク歌劇場の支配人に引き抜かれて来ています。
ハンブルクで ブラームス作曲 交響曲第一番を聴いた記事はこちらです
マーラーは、この歌劇場で7年間、指揮者として活躍しました。
1891年、チャイコフスキーが自作オペラ「エフゲニ・オネーギン」もドイツ初演されています。
その日、友人はオランダの旧友に会う為に出かけ(オランダと言っても、すぐ近く)
私と子供は朝からハンブルク観光を地図片手に
ほぼ徒歩で(電車にも乗りましたヒヤヒヤ
)
聖ミヒャエル教会
赤レンガの倉庫街 ハンブルク港に続きます
倉庫街の中にある、ミニチュアワンダーランド
聖ペトリ教会、
市庁舎
これらの観光を終え、4時開演のオペラのために、市庁舎の中庭を通り抜けて 歩く歩く
トスカの会場は ハンブルク州立歌劇場
オペラのチケットは、ブラームスのコンサート同様、
友人がハンブルクに住んでいた当時のご友人が取って下さっていました。感謝でいっぱいです
指揮者はシモーネ・ヤングさん。
(オーストラリアのシドニー生まれ。1985年シドニー・オペラ・ハウスで、急病の指揮者に変わり、わずか数時間という予告で見事に代役を務め、センセーショナルなデビューを果たし、ウィーン国立歌劇場を中心に活躍し、ハンブルク州立歌劇場のオペラ座音楽監督に。女性として初めてウィーン・フィルを指揮し、ドイツの音楽雑誌『Opernwelt』で2006年度の年間最優秀指揮者賞を受賞)
歌手の方より大きな拍手でした。
私もお名前は知っていたので嬉しかったです。
オペラを古典的な演出、ドレスで、と思いがちですが、
現代風の演出も実はされています。この時も、現代風の演出で、背広の男性で・・・・うーん、残念でした。
観客は品の良い年配者が多く、杖をついた方が多かったです。(車椅子の方も多いです。)
仕事ながら、小2の子供を日本に置いて11日間も家を空けられない事情から 仕事関係者の方々に「子供連れ」を許して頂き、(金銭的にも)清水の舞台から飛び降りる覚悟で連れて行きました。
仕事の合間のハンブルク観光やコンサート以外にも、ボンのベートーヴェンの生家や、シューマンとクララ・シューマンのお墓に行く時も、子供と二人きりで電車で移動、
今思えばよくぞ 無事で
全て、周りの方々のおかげです
音大や音楽の場ではないところで知り合った方々に
不思議なご縁で導いて頂いている事も大きいです。
ご縁は大事ですね
それでは、「トスカ」のダイジェスト動画をどうぞ