生徒さんの演奏で、音感教育は大事です。
絶対音感は 必ず必要というものではありませんし、なければピアノが弾けない訳でもありません。でも、あったほうがいいのは間違いありません。
生徒さんを指導してきて思うのは、あきらかに間違った音、または奇妙な音になっているにもかかわらず ??と 思わずに弾いている場合が多い事です
「今の音、変だと思わなかった?」(自分で考えさせて)
「○○ちゃん、こんな音で弾いていたけれど、すごく不思議な音になってるよね」 (私がマネをして弾いてみせて。)
自分の演奏を客観的に聴く、というのは、一昔前は ピアノに付属できる自動演奏の機器に、録音機能があるとそれを使って確認する事が出来ましたので、ヤマハの教室で指導していた時は 使う時がありましたが、
今はスマホで簡単に録音出来、確認する事が出来ます
また、もうひとつ重大な生徒さんの問題に、「弾き直しをする癖に 自分で気づいていない」という事があります。
ドの音を 弾くべきところで、 ド、ド、ドレ、、、ド と何度も弾きなおしている。でも本人は それが当たり前になってしまって気づいていないのです。
それも 動画を見せる事で気づく事が出来ます。
私自身も家での練習で 動画を撮ります。
わーッ、 姿勢が悪い
あら、あらテンポが速くなってる~!
音楽的に弾いているつもりだったけれど、表情に乏しいわ。もっと表情をつけなければ。
なんだか、太ったかも~ などなど・・・・・
皆さんも、見たくない部分から逃げずに(笑)、ぜひ録画してみましょう!