19歳から師事している篠崎みどり先生の二台ピアノコンサートに行ってきました。
↓ 東京オペラシティは私も何度も演奏させて頂いていますが、この階段は 私が大好きな場所です。会場入りの前に パチリ
コンサートはいつもの先生が二台ピアノ用に編曲されている曲を
演奏されるのですが、今回の新曲は ドヴォルザーク作曲 交響曲第8番でした。(2台ピアノ楽譜はピティナ、ヤマハ銀座店、カワイ表参道店で発売されています)
そして、今回初めてパートナーの浜田先生による編曲あり、どれも大曲揃いでした!!
指導やコンクールの審査員としてとてもお忙しいのに、これだけの曲を練習するのはさすが、としか言いようがありません。
アンコールでは、みどり先生編曲の マスカーニ作曲「カヴァレリア・ルスカーナ」もありました。
二台ピアノ用と連弾用が一冊になって出版されていて、昨年の私の所属する「ラ・フランスコンサート」では 私は連弾用を演奏させて頂いています。
この カヴァレリア・ルスカーナも、バッハの「幻想曲とトッカータ」もあまりに素晴らしくて、目頭が熱くなりました。
師匠や恩師が現役で目の前で演奏して下さるのは本当に幸せな事です。
自分の習っている先生がコンサートを開いて演奏されている、という事は当たり前に思う方も多いかもしれませんが、全然当たり前ではないのです。
私は 恵まれています。
やはり、師匠が現役で演奏されている姿は、説得力が違います。
先生の先生も(ピアノ、チェンバロ、作曲の先生方です)知らない方がいない程の日本を代表する演奏家で大家でいらっしゃるのですが、80代でもまだ現役で演奏されていますので、先生も聴きに行かれた時はそのお話しを伺う事があります。
譜めくりは 先生のお嬢様と 大昔 都内での私の元生徒のSちゃん。Sちゃんも 都内の講師をしながら、先生の片腕として大役を果たしています。
そして、私と同じ世代の 門下生仲間と久しぶりにお会いし、おしゃべりをしました。お一人から 「都内の家を建て替えて練習室にするから ピアノで遊ぼうよ」と誘われました。
大変大変と言いながら、門下生仲間も 皆ピアノが大好きなんだな~と・・・
どこの教室も 結局集まる人たちの『質』が似てくるし、そうでない人は自然淘汰されていく場合が多いです。
習う先生、そこに集まる生徒達・・・・・皆さん礼儀正しく洗練されていて、気遣いが素晴らしく優しい方ばかりです。そして勉強家!!
最後は 先生のお人柄と、指導力と、先生ご自身の演奏家としての実力がそのような素敵な門下生の方がたを 引き寄せているのですね。